237.自分らしく。華side ページ49
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華side
監「じゃあ今日は2番セカンドに華がはいって」
「はい」
勇「よろしくな」
「うん、」
Aさんがファームになって、
私がスタメン。
いつかはこーなる日が来るかも、なーんて考えてたけどいざとなると…。
やっぱり心細い。
長「良かったじゃん」
「…そんなの、素直に喜べないです。」
長「まぁねーー…」
「けど結果を残すってことには変わりないんで」
長「なーんか、さ。
華もだんだんAに似てきたね」
「え？」
長「言葉とか性格とか(笑)」
「そう、ですかね？」
まぁ、Aさんは私が1番尊敬してる先輩だから。
あの人の考え方も練習方法も、すべてを参考にして今までやってきた。
Aさんじゃなくても、今日の試合は大丈夫だって皆に思われたい。
小「華、緊張せずにリラックスやで？」
「はい、大丈夫です」
できる…私ならAさんの代わりだってできる！！
.
勇「はなっ！！そっち！」
「…えっ！？」
あー…、、
まただ。
また、勇人くんと噛み合わなかった。
勇「今のはAやったら、右によってた」
「…ごめんなさい」
勇「もう気負わんと自分らしくプレーしろ」
「でもそれじゃAさんの変わりにならない！」
勇「お前はAのコピーじゃないやろ！
いい加減にせえ！！」
「……っ」
勇人くんが、試合中にもかかわらずこんなに怒ったのは初めて。
…全部、私が悪いや。
阿「勇人！！どーしたーーっ？！」
勇「…あっ、すんません！何もないっす」
阿部さんにそう言ったあと、
私に『とりあえず今は試合に集中しろ』って頭をわしゃわしゃして戻って行った。
…ふぅ。
冷静になれ。
私はコピーなんかじゃないでしょ。
自分らしく…
勇「はな！」
華「はいっ！…っ」
勇「ナイスプレーーっ！！」
華「…ああ、良かった」
勇「今のプレーはお前らしかったで」
華「うへへへ♪」
勇「きっも」
華「うっさい！」
Aさんが戻ってくるまで、このポジションは私のものにしてみせる。
もちろん帰ってくる隙もないくらいに。
そして、
…これからは、Aさんの背中を見ながら、自分らしくプレーしていこう。
それがきっと私の " オリジナル " なんだ。
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にゃあ - �Δ�見られません…。続きが気になります。 (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - なつきさんの作品に惚れ込んでいます笑 続きを読みたいのですが、�Δ郎鐔�されたんですか？？？それともほかのところに保存してあるんですか？？？ (2019年2月6日 14時) (レス) id: 7e3dde90ac (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - いつも楽しくこの作品を見ております。突然ですがこの作品の�Δ呂匹海砲△蠅泙垢�？ (2018年4月7日 5時) (レス) id: e527375542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な つ き | 作成日時：2017年11月23日 19時
