234.嫌な予感。長野side ページ46
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長野side
監「今日のスタメンは昨日といっしょな。」
あれはミーティングルームのとき。
隣で明らかに顔色が変わった子がいて…
「はーなちゃんっ？どしたの？」
華「…え？」
「しんどいの？顔色悪いよー？」
華「そんなんじゃないですけど、」
「ん？なに、スタメンのこと？」
華「…はい」
華が負けん気が強くて、努力家だっていうのはみんな知ってる。
だからこそ何とも言えない。
" Aが不調。 "
それは確かに事実だけど、誰だって波はくる。
それがたまたま華とAで真逆だっただけ。
「Aからスタメンの座奪いたい？」
華「もちろんです！！…なんでっ、」
「…華。その闘志は確かに大事だけど、もしそうな
ったら当たり前にAは出れない。」
華「…確かに今の不調は少し同情もしますけど、
私だってAさんに負けないくらい頑張って
るんです！」
「そんなの、みんな一緒だよ。華だけじゃない。
Aだって必死なんだから」
自分のことしか見えてない華に、
少しだけガツンと言った。
これで理解してくれるのかわかんないけど、
華は『私も負けないくらい頑張る』って言ったから伝わったかな。
「そっか、大丈夫だよ」
華「…はい」
これで話は終わったはずなのに、
あんのバカ野郎は…
A「え、華どうしたの？具合悪い？」
華「…えっと、そんなんじゃなくて…」
「A、監督に呼ばれてたでしょ？
言っておいでー」
A「あっ、そーだ！！」
ふぅ…
まぁ、あんなにAに慕ってた華が、
あそこまで思ってたなんて。
ちょっとびっくり。
勇「長さんー。また華は何かわがまま言うたんです
かー？」
「うんん、わがままではないよ」
勇「あー。ならいいっすけど。」
「それより勇人。Aが何で監督に呼ばれたか知っ
てる？」
勇「…もしかして、コンバートのことっすか？」
…はぁ、こいつはホンマにあほ。
「あのね、Aはセカンドで頑張るって言ったんだ
よ。その話はもうないんじゃない？」
勇「え！そーなんすか！！
…あかんわ。俺全然知らん」
「まぁ、また今度ちゃんと話しな？」
勇「それは、みんなに言われますよ」
「うん、Aの不調が直ってほしいからね、」
嫌な予感はするけど、
俺はまだまだAと野球をしたいんだよ。
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にゃあ - �Δ�見られません…。続きが気になります。 (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - なつきさんの作品に惚れ込んでいます笑 続きを読みたいのですが、�Δ郎鐔�されたんですか？？？それともほかのところに保存してあるんですか？？？ (2019年2月6日 14時) (レス) id: 7e3dde90ac (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - いつも楽しくこの作品を見ております。突然ですがこの作品の�Δ呂匹海砲△蠅泙垢�？ (2018年4月7日 5時) (レス) id: e527375542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な つ き | 作成日時：2017年11月23日 19時
