233.告げられたこと。 ページ45
. .
「…んーっ！何か違う！！」
今日のバッティング練習も、
なかなか上手く行かなくて。
新聞にもでかでかと、
【 水野A！！出だしから不調！！？】
なーんて書かれちゃった。
阿「A」
「え、はい。」
阿「最近選球しすぎて、四球でもいいから塁に出よ
うとしてるだろ？だから結構振り遅れてるよ」
「あー…なるほど。」
阿「前みたいに、リラックスして打席入りな？」
「はい！！ありがとうございます！」
亀「Aーっ。バットのヘッドが下がってんでー」
「あ！ありがとうございます」
何とか不調を和らげようと、
先輩たちが色々とアドバイスをくれることが多い。
本当に…ありがたい。
そんな人たちのためにも、
早く打てるようにならなきゃっ。
.
監「なら今日のスタメンは昨日といっしょな。」
『はいっ！』
監「あと、Aはこのあとちょっと来て」
「…はい」
まだスタメンで使ってもらえてる事に、
ちょっとだけ安心した。
だけど、華だってばりばりいい成績残してるもん。
いつ抜かされるかわからない。
長「そっか、大丈夫だよ」
華「…はい。」
「え、華どうしたの？
具合悪い？」
華「えっと、そんなんじゃなくて…」
長「A、監督に呼ばれてたでしょ？
行っておいでー」
「あっ、そーだ！」
華どうしたのかな？
心配だけど、
これから監督に何を告げられるかも心配。
しかも、ミラールームに来てって言われたから…
誰もいないはずだし。
何言われるんだろう。
「…あの」
監「あ、きたか」
「ご、ご用件はなんでしょう…」
監「あのね。これは俺の判断じゃなくて球団からの
判断なんだけど。よく聞いて？」
「はい」
監「今日の結果しだいで、Aを二軍に下げようと
思う。」
「…え、二軍ですか」
監「俺は全然まだいけると思う。けど球団は若いか
らまだ下で経験を積んでもっとレベルアップし
てほしいとのことだ。」
「…」
監「確かに球団が言いたいこともわかるだろ？
平井もいるしな。」
「そんなのっ…」
監「ん？」
「華の名前出されると何とも言えません。
確かに今の私よりは、はるかに上です。」
監「…Aっ」
「っとか言って、華が活躍してるの見たら素直に
喜べないんですけどね…(笑)」
監「本当にいいんだな？」
「はい、」
…一度、頭を冷やそう。
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にゃあ - �Δ�見られません…。続きが気になります。 (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - なつきさんの作品に惚れ込んでいます笑 続きを読みたいのですが、�Δ郎鐔�されたんですか？？？それともほかのところに保存してあるんですか？？？ (2019年2月6日 14時) (レス) id: 7e3dde90ac (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - いつも楽しくこの作品を見ております。突然ですがこの作品の�Δ呂匹海砲△蠅泙垢�？ (2018年4月7日 5時) (レス) id: e527375542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な つ き | 作成日時：2017年11月23日 19時
