207.相談役。長野side ページ19
. .
長野side
良い天気だね〜。
今日は宮崎合同自主トレ初日！
やっぱり南の太陽はいいものだね(笑)
そんな気分がいい俺に、
真逆
勇「長さん、A見ました？」
「Aーー？見てねーよ？」
勇「そっすか」
「なに、いないの？」
勇「はい、あいつ遅刻とかはしないと思うんすけ
どねー」
たしかにAはいつもギリギリだけど、
遅刻はしない(笑)
昨日の晩もいなかったしなー…
そりゃ、勇人も心配になるか。
小「A、まだホテルいましたよ」
勇「はっ、遅刻？」
小「あ、いやなんか、井端コーチと監督とかと話し
てましたけど…」
「んー。なんだろ」
Aに限って怒られるような悪いことはしてないもんなー…。
なんかあったのかな？
長さん心配しちゃうぞ。
.
.
そんなことを気にしつつも練習で3時間汗をながして、俺らは昼休憩にはいった。
そこで、
「あっ、」
A「長さん、遅れてすいません」
「別に大丈夫だけど、どうかしたの？」
A「ちょっと色々話してて…」
んー…
表情からは寝不足気味っぽい感じで、
目も軽く腫れてるようなー…、
「A？目腫れてるよ？」
A「え！！うそ！」
「ほんと。どうしたの？」
A「…なんでも…」
「…ねえ。勇人にも言われなかった？
何でもひとりで我慢したらだめだよ？」
A「…長さんっ、」
「ん。何でも聞くよー？？」
可愛い後輩だもん、
相談乗ってあげないと。
.
「えっ、コンバート！！？」
A「ちょ、声大きいですっ」
「ああ、ごめん。理由は？」
A「新人にチャンスを与えてあげたいからって」
「…そっかー…」
コンバートを申しだされたか。
それは辛いな。
「Aはどうしたいの？」
A「私はっ…勇人さんとの二遊間楽しかったんで
できればしたくないです。」
「うん。そうだよね。」
A「けどチームのことを考えると…」
「ん〜。難しいね。」
A「…はい」
それから、力強い目で、
『勇人さんには言わないで』
って言われた。
「どーして？」
A「今はWBCの調整で大変なんです。帰ってき
たら必ず言うんで、今は……」
「そっか。わかった」
難しい問題だね。
話を聞いてあげて、精神状態は何とかしてあげたいな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 372人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃあ - �Δ�見られません…。続きが気になります。 (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - なつきさんの作品に惚れ込んでいます笑 続きを読みたいのですが、�Δ郎鐔�されたんですか？？？それともほかのところに保存してあるんですか？？？ (2019年2月6日 14時) (レス) id: 7e3dde90ac (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - いつも楽しくこの作品を見ております。突然ですがこの作品の�Δ呂匹海砲△蠅泙垢�？ (2018年4月7日 5時) (レス) id: e527375542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：な つ き | 作成日時：2017年11月23日 19時
