鉄壁の二遊間。~You&I~ (ページ24)

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22.お札3枚。ページ24

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結局着いたら起きてくれたけど…。

私はまだ怒ってます！！！

勇「なんで怒るん(笑)」

「だって集中して寝れなかったですもん！」

勇「俺のことが気になりすぎて…？」

「なわけないです。」

勇「…(笑)。

　あ！あれ！！！」

ん？何かいいにおいする。
勇人さんが指差す先にあるのは…

「たいやき！！！」

　

鞄からごそごそ財布を取ると…。

　

「…3000円…」
　

そうです。財布の中には3000円しか入ってなかったんです。

”3000円あれば買えるって？”
いやいや。3泊4日するのに3000円だとキツイでしょ。とゆーわけで無理ナンデス…。

勇「はぁ？3000円しか入ってへんの？(笑)」

「…もういいです。諦めます。」

勇「ちょ待って。」

そう言ってすぐに行動に移す彼。
すると手にはホカホカのたいやき！！

「え！！？」

勇「こんくらい買ったるわ(笑)」

「ありがとうございます。お礼はまたどこかで！」

勇人「ええって、たいやきくらい(笑)」

　

今だけ勇人さんがかっこよく見えた！！

って言ったら取り上げられそうだから言わない(笑)

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ホテルの部屋についてひと休憩。

寮の部屋と設備はかわらないけど、広さは断然大きい。

今は夕方の6時。ホテルのディナーが明日かららしいから今日は自分たちで済ませろとのこと。

でも残念ながら私のお財布にはお札が3枚しかはいっていないので…。

「今日はコンビニ弁当かな…？」

ぐぅぅぅ…。
女の子らしからぬ、お腹がなってしまった。
不健康極まりないけど、今日くらいいっか。

財布と携帯だけもってコンビニへ。

部屋を出ると前から、勇人さん、實松さん、長さん、修さんが歩いてきた。

長「あれ？Aじゃん。どこいくの？」

「えっと、お弁当かいに…」

これはプロの食生活としてダメだけど…。
まぁしかた無いか。

村「はぁ？栄養偏るぞ？」

野菜食べない修さんに言われたくないです。

　

勇「ちゃうんすよ。こいつ財布に3000円しか
　入ってないんすよ(笑)」

「ば、暴露しないでください！！」

實「あぁ、それなら一緒にご飯たべにいく？」

え？1人を除いてこんな凄い人達と！

　
　

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