鉄壁の二遊間。~You&I~ (ページ22)

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20.過保護のハヤト。勇人side +番外編ページ22

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ったく。ほんま今日はついてへん。

寝坊して、こいつと走らされるとか…。

俺ら高校生かよ(笑)

寝坊した理由は、Aのこと心配で全然寝られへんかったから。

なんでなんか分からんけどっ…

A「はぁっ…ほんと災難ですね。」

「やな、」

走りながら喋んな！(笑)
なんか声が色っぽいねん！

　

それにしても相変わらずAは、スピードも体力もある。

あっという間に10周終わった。
女の体力と思われへんわ。(笑)

A「勇人さん！お疲れ様です！」

「ん。Aもお疲れ」

A「あ、そーいえば。ありがとうございました。
　昨日の夜の…」

「あぁ、そーいえばそーやったな。」

A「勇人さんって過保護ですよね(笑)
　そんなに心配しなくても大丈夫ですよー！」

「あほ。誰が過保護や。後輩には誰にでも優しい
　ねん(笑)」

ほんまはAやから心配やった、
とか口が避けても言われへんわ。

　

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____ 一方その頃。

“投手陣プチ会議”

宮「…やっぱり、、勇人さんってAのこと
　好きなんすかね？」

内「お！めずらしいなぁ！お前がそーゆーのに
　興味持つとか(笑)」

宮「やめてくださいよ。僕だって気になりますよ」

山「ん～。やっぱり勇人は好きでしょ。
　 Aはちょい天然なとこあるからなぁ。」

宮「やっぱりそうですよね～。」

内「でもさ、あの二人が付き合ったりなんかし
　たら超大物カップルやな！！」

菅「え。いやぁ。勇人さんにAは任せれません
よー。超心配っす。」

山「たしかに(笑)」

宮「え、でもありえそうじゃないっすか？」

内「おい、お前そんなんゆって実はAのこと
　好きなんやろ～！」

宮「なっ…！」

菅「バレバレ～」

宮「で、でも！さすがに勇人さんには譲ります
　よ！みんなそうですよね？」

菅「僕はない。」

山「結婚してなかったら俺もAは渡さん。」

内「俺は嫁が一番や♡」

宮國「…。。」

　

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