大澤に溺愛されてます (ページ8)

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屋上＿＿＿

ゆあ｢ A!! こっちこっち～｣

『はぁーい』

ゆあが屋上のど真ん中に座って私に手招きをする

屋上には既に数人の生徒がいた

私はゆあの隣に座って兄が用意してくれたお弁当を広げる

ゆあ｢うわぁ…凝ってるねぇこれもお兄さんが作ってくれたの？｣

『うんいつも作ってくれるんだよね～』

ゆあ｢私のお兄ちゃんなんてそんなの作ってくれたことないよ～｣

『でも、ゆあのお兄ちゃんかっこいいじゃん』

ゆあ｢それ言ったら Aのお兄ちゃんだって｣

『うちのお兄ちゃんは彫刻みたい』

ゆあ｢ちょっと待って笑笑わかるかも｣

『ちょっと待ってゆあもう食べ終わった？！』

ゆあ｢ ……？うん｣

『早すぎでしょ～』

ゆあ｢そうかな笑 Aが遅いだけじゃない？｣

『何それ笑笑ひどい』

そんなこと言いながらも私はゆあを待たせないように

急いでご飯を口にかき込んだ

『食べ終わったよ』

ゆあ｢そんな急がなくていいのに｣

『待たせたくないもん』

ゆあ｢ありがと笑教室戻る？｣

『うん戻ろっか』

そう言って私達はからのお弁当箱を持って

屋上をあとにし教室に向かった