大澤に溺愛されてます (ページ7)

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実行委員なんかに選ばれてしまって

全然授業どころではなかった

ぼーっとしたまま 1時限目２時限目３時限目と時間はすぎていき

もう、4時限目が終わろうとしている

先生｢ *θ､＊Пﾟ゛：;＊#»……… ｣

『 ……… 』

先生の話がまるで耳に入らない

キーンコーンカーンコーン( ﾁｬｲﾑ

ぼーっとしたまま４時限目も終わってしまった

みんなが昼休みに入り購買に行く者や屋上に行く者机を移動させる者

みんなが昼食の準備をする中

私は何も出来ないでいた

実行委員になった事があまりにもショックすぎて

昼休みどころじゃなかった

ゆあ｢なぁーにしてんの？｣

私の唯一の友達である河野ゆあ

私とは真逆で明るくで可愛くて勉強もスポーツもできて

私にはもったいなすぎる友達

ゆあ｢なんでそんなぼーっとしてんの？｣

『だって… 実行委員になっちゃったんだもん』

ゆあ｢えぇ～良くない？？｣

『どこが？？』

ゆあ｢なんか楽しそう｣

『だったらゆあがなってよ～』

ゆあ｢だって私塾あるんだもん｣

『私も塾とか行ってればよかった… 』

ゆあ｢ダメだよ！Aが塾なんて行き始めたら頭良くなりすぎておかしくなっちゃう｣

『私そんなに頭良くないよ？』

ゆあ｢何言ってんの？あんためっちゃ頭いいじゃん｣

『ありがとう』

ゆあ｢ねぇ、お腹すいた屋上でご飯食べよ？｣

『今あんまり食べる気ないんだけど～』

ゆあ｢ダメ！食べに行くよ？お弁当だって持ってきたでしょ？｣

『そうだけど…… 』

ゆあ｢じゃあ行くよ！｣

半強制的にお弁当を持たされ屋上へ連れていかれた

本当は教室で本でも読んでいたかったけど

ゆあにはいつも良くしてもらっているので

なかなか逆らえない