# ページ6
『えー…何で？私絶対勝つと思ったんだけど』
「負けは負けだ。」
『んー…悔しい！！もっかいやろうよ！』
「お前の罰ゲームが先だ」
『うっ……』
忘れてなかったか…と心の中で舌打ちをする。
いくらゼルドリスでも、そんなに過酷なことは命令してこないだろう、と思っていた自分を殴りたい。
「そうだな……今日1日、俺の言うことを聞いてもらう」
『えっ、それは……』
「なんだ、不満か？」
『言うことなんてキューザックに聞かせておけばいいじゃん！』
「アイツの話はまた別だ。それに、俺はお前に言うことを聞けと言ったんだが？」
ジロ、と効果音が付きそうな目付きで私を見るゼルドリス。
『わ…わかった、聞くよ。』
「言ったな？じゃあまずはここに座れ」
そう言ってゼルドリスの手が叩いた場所は、ゼルドリスの膝の上。
『え？』
ゼルドリスは今椅子に座っている→まぁそのまま座るよね。
「あ、俺の方を向いて座れ」
『え！？それは…恥ずかしいよ』
「何？こんなことで恥ずかしがっているのか？俺たちはこれよりも恥ずかしいことをしただろう」
『そ、それは、そうだけど……』
「いいから黙って座れ」
このまま渋っていても仕方が無いので、とりあえず、ゼルドリスの膝の上に失礼する。
座ったのはいいものの、ゼルドリスの顔が凄く近い。
「俺の上に乗るA…いい景色だな」
『ば、ばか！何言って……』
"何言ってるの"と言おうとした時、ゼルドリスに口を塞がれた。
そのキスは最初から深くて、頭がクラクラする。
「…俺の首に腕をまわせ」
何も考えられない状態の私は言われるがままに腕を首にまわした。
それを確認すると、ゼルドリスは私の後頭部を押さえて離れられないようにする。
『んん……ぁっ…』
「ん…」
痺れるような甘い声は、自分の口から出ているとは到底思えなくて。
『ふっ、…ぅ、ん……ぁ…ｯ』
(これ…私の口から出てる声、なんだよね)
そう思えば思うほど、だんだん恥ずかしくなってくる。
「っはぁ…お前のその声は俺を興奮させる……このまま、いいよな？＿＿まぁ、拒否権はないがな」
艶っぽい顔で私を見るゼルドリス。
その問に、私は＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あ、痛っ！？腰が…』
「(…少しやりすぎたか？
まぁ……あいつも良さそうだったし、いいか)」
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グラシデア(プロフ) - すみません、リクエストしたんですが完結ということは書いてもらえないんでしょうか？ (2018年11月2日 8時) (
レス) id: a4804d91b1 (このIDを非表示/違反報告)
金盞花(プロフ) - リクエストいいですか…？嫉妬してるゼルドリスとかお願いできます…か？ (2018年10月20日 15時) (レス) id: f911aa3382 (このIDを非表示/違反報告)
駆け出したゴリラ(プロフ) - グラシデアさん» 溺愛ですね！了解しました！ (2018年9月17日 14時) (レス) id: d5cf41a320 (このIDを非表示/違反報告)
駆け出したゴリラ(プロフ) - ぶるうべりぃ♪さん» いえいえ！リクエストありがとうございました！またリクエストがありましたらコメントでよろしくお願いします！ (2018年9月17日 14時) (レス) id: d5cf41a320 (このIDを非表示/違反報告)
グラシデア(プロフ) - リクで、ゼルドリスに溺愛される話がみたいです…！「甘々」ではなく「溺愛」です！(大事なので2回言いました) お暇でしたらお願いします(_ _) (2018年9月10日 0時) (レス) id: a4804d91b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駆け出したゴリラ | 作成日時：2018年5月25日 21時
