十戒と楽しい日々。【七つの大罪】

ゼルドリス 【闇雪 さんリクエスト】 ページ36

ゼルドリスの激甘です。てかこの短編集ゼルドリス率高いよね？まぁゼルドリスはアイドルだからね、仕方ないね。



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『あーー！なんでこうなっちゃうの！？』



なにこの謎的展開。


現在、ゼルドリスと箱のようなものに閉じ込められています。


広すぎず狭すぎずっていう感じの箱。


しかし、人2人がのんびりできるようなスペースは無く、ゼルドリスが壁にもたれかかって私がゼルドリスの顔の横に手をついている状態。




『いや、普通逆だと思うよね。』



ゼルドリスもどこか不機嫌そうな顔つきでいらっしゃる。



……だんだん手首が痛くなってきた。


当たり前だ。この手一つで自身の体重を支えているんだから。



その思いを汲み取ったのか、ゼルドリスがある行動に出た。




「……痛いのか？」




『うん、ちょっとね…』




私がそう答えると、視界が反転して、さっきと立場が真逆になる。




『えっ、あ、あれ…』




「これなら痛くないだろ？」




"Aの照れた顔も見れて一石二鳥だ" と満足気な顔で言う。



でもまぁやっぱり、恥ずかしいわけで。



ここは密室、男女が二人きり、、そんな夢にも見ないような状況で。



恥ずかしさのあまり、思わず顔を赤くする。




「なんだ？どうしてそんなにニヤニヤしてるんだ？」



『…そっちだって、ニヤニヤしてる』



ニヤニヤしながら聞いてくるゼルドリスに私はそう答えた。

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