どんな君でも...。

俺の仕事じゃない ページ21

ななもりサイド


震えた手でスマホを持つ彼女




メールアプリを開くも莉犬くんのトーク画面は開けずにいる



『私...私は莉犬くんに会っていいのでしょうかっ』




な「うん、いいんだよ」



『でもっ！でも...自分勝手ですよ！！』




肩を震わせ声を震わせ今にでも泣きそうな少女




この子を落ち着かせるのは、



優しく抱擁するのは、



俺の仕事じゃ無い





莉犬君、君だよ




な「ちょっと...待っててね」



彼女の頭に手を置き少しの間優しく撫でた後に走る





向かう場所は勿論莉犬君の所




病院を出てすとぷりハウスまで一直線



息切れも足の疲労も関係なし





バーン！と勢いよくドアを開けると皆んな驚いている





ジ「なーくん？どうしたん？」




な「莉犬君に...用があって...」



莉犬君の手を取り引っ張る




な「莉犬君、来て」



莉「ごめんなーくん、俺今そんな気分じゃ」



な「いいから！」



さ「なーくん、莉犬は今Aちゃんの事で落ち込んでるからさ、」



な「そのAちゃんの事で用があるんだよ！」



その一言で莉犬君は頭を上げる




莉「どういうこと？」



な「来て」




無抵抗になった莉犬くんを引き連れ病院へ向かう


少しだけ待ってねAちゃん



君の涙を拭ってくれる人を連れてくよ





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短い上に更新頻度も悪くてすみません



これともう一つころんくんの作品を描いているんですが描き始めたばかりだからかあまり伸びなくてモチベが酷いです。




てか今日エイプリルフールですね！



　

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