第５話 ページ6
部活
「来月合宿がある」
牛島さんからの報告
参加校は、烏野、青葉城西、音駒、梟谷、白鳥沢の
計5校
「Aチャンは合宿始めてだよネー？」
「はいっ！」
緊張してるのか少し震えてる。
『一ヶ月後の話だけど今から緊張してんの？』
「う〜賢二郎くんは緊張しないの？」
『2回目だし慣れてる』
「そっかぁ〜けんじろーくんは大人だね！」
合宿...いろんな奴にA見られるのか
それだけが嫌だ
そんな不安を抱いたまま部活が終わった。
「賢二郎悪いんだけどAのこと家まで送ってってくれね？」
は？
「太一くんは一緒に帰れないの？」
「明日提出の課題終わってなくて」
『お前それ終わんのかよ』
「終わらせる！だからよろしくな！」
『分かった』
太一が一緒に帰れないらしい
俺からすれば好都合だけどな。
「ばいばい！また明日ね太一くん！」
『行こう』
「うんっ」
やばい何話せばいいんだろ
ずっと黙っているのは気まずいよな
「賢二郎くんありがとう」
なんだ？急にお礼なんて言ってきて
『どうした？』
「なんでもないよ言いたかっただけ」
そして家の前に着いた。
前来た時もそうだったけどなんでAの家電気ついてないんだろう。
『家誰もいないの？』
「うん...私の家オバケが来たの」
『何言って...』
そう言ってAの方を向いたら泣いていた。
驚くほど嫌いな涙が頬をつたっていた。
「オバケが来たから...ままもぱぱも連れてっちゃったんだ」
話はさっぱり分からない
けど俺はAを抱きしめた
ただただ力強く
「ふぇっ...なんで...私なのかな...どうして神様は...！
ままとぱぱを選んだのかな...あ...ぅ」
Aは俺の腕の中で嘆いていた。
今にも消えそうだったから離したくなくて
「賢二郎くん...私...」
『大丈夫俺はいる太一もいる何処にも行かないから』
「うんっ」
安心したのか泣きながらでも笑って家の中に入っていった。
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りる(プロフ) - ruruさん» 多分書くのに日にち開けすぎて自分で内容忘れてます。ごめんなさい！！ (2020年5月28日 16時) (
レス) id: 17a2b4e3fb (このIDを非表示/違反報告)
ruru - １３話でお母さん出てますけど、お母さんとお父さん、火事で亡くなったんじゃないんですか？ (2020年5月28日 11時) (レス) id: 979fa7f3df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる | 作成日時：2020年4月14日 10時
