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第3話 ページ4

朝になった。




廊下を歩いていると

「井彩さん可愛いよなー」

「川西と付き合ってるんだろ」

などと聞こえてくる
朝から機嫌が悪くなる、でも目の前にあるのは真実で



「たーいーちくんっ!」


そう言って後ろから太一に抱きつくAがいた。



「おーAか」


えへへと笑って頬を太一に擦り付けてる
あれを俺にやってくれればなって考える



そんなことを考えていると


「あっ!けんじろーくん!」


と言ってこっちに寄ってきた


「おはよっ」


抱きついてはくれないがニッコリ笑顔で挨拶してくる。



『おはようA』


あー可愛い


試しに

『俺には抱きついてくれないの?』

と聞くと顔を真っ赤にして

「ぅえっ...」


と変な声を出した。
やっぱりダメかぁ

なんて少しいや結構落ち込む。







昼休み




「賢二郎メシ食おうぜ」

と太一がきた。
だが


「おい太一!先生に呼ばれてるぞ!」

とクラスメイトから声をかけられていた。


「まじか行ってくる」

そう言ってダッシュで消えてった。



1人かと思っていると、



「あれ井彩さんじゃないか?」


と声が聞こえた。



Aは違うクラスのため太一を呼びに来たのだろう。


「おい誰か話しかけに行けよ」
「無理可愛すぎて目の前に行ったら絶対死ぬ」



などと聞こえてくる。



Aは困った様子でクラスを見回した後


「!けんじろーくん...」



と急に嬉しそうな顔をした。



「なんだ白布目当てか」


とみんなテンション下げて散る。



俺はAがいるクラスのドアの方まで行った。



『太一に用?』



「うん...お昼1人だから...太一くんは?」



『先生に呼ばれてどっか行った』



「そっか...」



「あのねよかったら一緒にお昼食べて下さい」


まじか
嬉しい


『いいよ』


と言うと満面の笑みで



「ありがとう!」


って言われた。

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りる(プロフ) - ruruさん» 多分書くのに日にち開けすぎて自分で内容忘れてます。ごめんなさい!! (2020年5月28日 16時) (レス) id: 17a2b4e3fb (このIDを非表示/違反報告)
ruru - 13話でお母さん出てますけど、お母さんとお父さん、火事で亡くなったんじゃないんですか? (2020年5月28日 11時) (レス) id: 979fa7f3df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りる | 作成日時:2020年4月14日 10時

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