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部屋決め ページ5

全員が揃ってまず最初の話に上がったのは、部屋の問題だった。このシェアハウスは6階建てで、1階にはリビング、キッチン、お風呂、物置部屋があって、2階から上が住居スペースになっている。それぞれ3部屋ずつあるらしい。
《図》
6階 井│〇│廉 (※和田さんと和合さん、小野さん
5階 健│〇│真 と小澤さんは苗字の最初が一緒
4階 雅│中│上 の為名前の方で表記させていた
3階 安│北│赤 だきます)
2階 高│柏│〇

翔太「Aちゃんはさ!何処がいい?」

A「え〜と…2階ですかね?」

圭輔「でも、女の子なんやから2階とかよりも上の方がええんちゃう?」

雅成「防犯も兼ねて?」

圭輔「そうそう!」

勇哉「上の階で空いてるのが?」

健斗「空いてるのが俺とわごちゃんの間の部屋と…」

勇貴「俺と廉君の間」

A「じゃ、じゃあ!ここの部屋が良いです!」

6階 井│〇│廉
5階 健│貴│真
4階 雅│中│上
3階 安│北│赤
2階 高│柏│〇

遼太郎「これで取り敢えず部屋は決まったね!」

諒「でもさ、布団なかったよね?」

全員「あ」

祐介「…誰かと一緒の部屋で寝るしかないだろ」

A「ソファーでも大丈夫ですよ?」

全員「それは駄目」

A「な、何で…」

優貴「Aちゃんは女の子なんだから、ソファーなんかで寝ちゃダメだよ!」

勇哉「それに、リビングは早朝の仕事があるやつが来たりするから寝る場所には適さないだろうな」

翔太「じゃあ、これで決めよう」

高崎さんが出てきたのはクジ引き等で使われる丸い穴が開いた箱だった。

圭輔「なんでそんな箱持ってるんだよ!」

翔太「貰った」

祐介「誰から?」

翔太「そんな事は良いんだよ!ほら!とっとと準備するよ!」

箱の中には皆が1枚ずつサインを書いた用紙が入れられ、その内の1枚を引いた。そこに書いてあった名前は…

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作者名:Y M | 作成日時:2020年12月16日 18時

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