番外編 2 ページ12
皆が買って帰ってくれたクリスマスのディナーを全員で机に並べて準備をして、それぞれ飲み物を手に取り椅子の横に立った。
翔太「準備出来た〜？」
A「うん！皆準備出来たよ」
翔太「それじゃあメリークリスマス！！」
全員「メリークリスマス！！」
翔太君の乾杯の音頭でクリスマスディナーが始まった。今までとはまた違った新しいクリスマスに私は物凄くテンションが上がっていつも以上に皆とお喋りができたと思う。隣にいる翔太君や優貴さん、真一さん達と談笑しながら楽しいディナーの時間を過ごせた。
A「じゃあケーキの準備をしますね」
ディナーも終盤に差し掛かりいよいよ私が初めて1人で作ったケーキを披露する時がやってきた。何度も何度も見つかりそうになりながら頑張って隠してきたケーキを漸く披露出来る！
A「これが、今日私が作ったケーキです」
翔太「え！めっちゃ可愛い」
優貴「凄い！」
勇哉「美味しそう！」
雅成「ホンマや！めっちゃ美味そう！」
勇貴「え！写真撮っていい？」
A「うん！良いよ！」
遼太郎「じゃあ僕も撮ろ！」
真一「俺も！」
披露したケーキは皆が絶賛してくれるほど外見は可愛く出来上がっていた事が証明されてめっちゃ嬉しい。お母さんやお父さんに褒められた時とはまた違った嬉しさが込み上げてきて、もうこの数時間だけで幸せすぎて死んじゃいそう。
小さく切り分けられたケーキをまたそれぞれで写真に撮ったり楽しんだ後は、遂に食べる時がやってきた。心臓ドキドキでこのまま心臓が破裂するんじゃないかと思うくらい緊張している。
勇貴「ん！めっちゃ美味しい！」
健斗「うん！凄く美味しい」
廉「え！これ本当にAが作ったの！？」
祐介「買ってきたんじゃないよな！？」
圭輔「それは失礼やで！でも、ホンマに美味いわ」
諒「これそのままお店に出せるよ」
A「良かった〜！！皆美味しいって言ってくれた〜！！」
正直もう心臓破裂する手前まで行ってたから、美味しくないって言われてたら問答無用で死んでたと思う。甘い物あまり得意じゃない人達も居たから心配したけど甘さ控えめにしてたから嬉しそうに食べてくれた。私もやっとケーキが食べれる…うん！美味しい〜
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作者名：Y M | 作成日時：2020年12月16日 18時
