追慕 ページ48
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目の前で稲妻のような音を立てる湖。
その中央で眠ったように座り込んでいるA。
ここに来て、随分時間が経ったように感じる。
体感で言えば、1日くらいだろう。
ここに着いたのが昼時。
それで一回夜を越して、そして朝。
まぁだいたい1日。
今は湖のほとりでボーっとしている。
きょ「……Aは何でこんなとこに来たんやろ…」
それだけが不思議だった。
一人で旅に出る。
初めはどっかの農村に行って農業でもするのかと思ってた。
でも違った。
こんな湖、聞いたこともない。
Aは昔から謎が多かった。
俺らでも知らないようなことを知っていたり、大昔のことをよく知っている。
まるで経験したことがあるとでも言うように。
未だに雷を轟かせる湖。
目を閉じると、昔のことを思い出した。
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ほたる(プロフ) - りゅーあさん» コメントありがとうございます!とても励みになります!更新はゆっくりですが、最後まで見て頂けると嬉しいです! (2019年11月2日 12時) (レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーあ - 面白いですね。続きをいつも楽しみにしています!周りでは、活動休止をしている人がいるので、更新して頂けるだけでも嬉しいですね! (2019年11月2日 7時) (レス) id: 30e35b4147 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - Resultさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて、とても嬉しいです! (2019年10月31日 21時) (レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
Result - Totemo omosiroi yo tanosimidanaa (2019年10月31日 19時) (レス) id: 30e35b4147 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほたる | 作成日時:2019年9月15日 19時