要請 ページ16
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クッキーとマフィンを食べ、会話に花を咲かせていると、インカムから声が聞こえた。
？［ちょ、A何処居る！！？！］
『レウか。今お茶会をしているところだが…』
レ［来てくんねぇか！？］
その焦った声の後ろで、ドタバタと暴れる音が聞こえた。
ごめん、と一つ零すとすぐお茶会から離れた。
ベランダの柵に手をかけ、体を上げる。
そしてその勢いのまま、重力に従って地面に向かっていった。
レウが居る調理場はお茶会をしていたベランダから飛び降りればすぐだ。
スタッ、と飛び降りた瞬間。
すぐそばにある窓ガラスが割れ、何かが風を切るように飛んできた。
首を右に曲げ、障害物を避ける。
さて…今度はなんだ。
？「落ち着けって！！やめろ！！！！！」
あ「ぐっち！！！げんじん！！！！」
ぐ「グルル"ゥ"…」
げ「ウ"ウゥウ"………」
中から聞こえてきたのは、レウの焦りつつも困ったような怒ったような声、そしてあろえの仲間を呼ぶ悲痛な叫び。
そして、
ぐちつぼとげんぴょんの唸り声。
すぐに割れた窓から中に侵入し、一番先に目に入った人の肩を腕で押し、部屋の奥へと半ば無理やり避難させる。
？「うわっ！？」
『レウ』
コロコロとした赤い瞳をし、黒い帽子をずり落としている背の高い男。
レウクラウドだ。
インカムで助けを呼んだ本人。
レ「！！ ちょ、あろえ！！！」
『！！！』
あ「やめなって！！！！」
僕の肩越しに見た景色に、レウは目を丸くしていた。
勢いよく振り返ったその先に見えた景色。
あろえが、ぐちつぼとげんぴょんを止めようと彼らの間に入った。
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ほたる(プロフ) - りゅーあさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！更新はゆっくりですが、最後まで見て頂けると嬉しいです！ (2019年11月2日 12時) (
レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーあ - 面白いですね。続きをいつも楽しみにしています！周りでは、活動休止をしている人がいるので、更新して頂けるだけでも嬉しいですね！ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 30e35b4147 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - Resultさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、とても嬉しいです！ (2019年10月31日 21時) (レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
Result - Totemo omosiroi yo tanosimidanaa (2019年10月31日 19時) (レス) id: 30e35b4147 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年9月15日 19時
