第５話 ページ6
結局私は、3人が言い争っているうちに気配を消してサッと逃げた。
気づかれなかったんだけど、今回の場合はそれでいいんだけど、寂しいなあああああ
帰り途中に彼らに会うのも(橘がいるから)嫌だったので、逆方向、駅方面へ向かった。
私の街の駅は結構栄えていて、カフェやショッピングモールなど、色々な店があって飽きない。
(…本屋寄って新しい本でも買って、カフェで読もうかな)
そう思い、ショッピングモールの中にある本屋へと足を運ぶ。
本屋につくと、見覚えのある顔がいた。
『……レトくん？』
レ「おぉ、A！奇遇やな！」
『うんwそんなことよりさっきは大変だったね！w』
レ「そうなんよ〜愚痴聞いてぇ」
『はいはい、本買ってからカフェでも行こ』
どうやらレトくん、色々あったみたいだねw(他人事)
ていうか愚痴聞いてなんて、女子高生っぽいなぁ〜謎の敗北感だわ…
私は新刊コーナーにあった、何となく惹かれた本を手に取り、レジへと向かった。
『…んで、話してみ？』
駅前の広場の一角にあるカフェ。なかなか賑わっていて、普通に話していてもきっと周りに話し声は聞こえないだろう。
レ「Aぁ〜…橘さんが本当に頭から離れなくて…！」
『ん……え！？ま、まさか、恋！？！！！？』
レ「ちゃうわ！！！本当にさぁ、授業も俺の持ち物触ってきてさ、授業終わったら机めっちゃ近づけてきて腕とか触ってくるし、なんか強引にご飯一緒に食べさせられたし…俺は橘さんよりAと食べたかったのにさぁ〜…」
『うわ…ドンマイ……どうにかして離れられないものかね』
レ「出来ることなら離れたいわ〜…出来ればクラスも」
『ちょ、言い過ぎだわww』
店員「お待たせいたしました、メロンソーダとカプチーノです。」
私たちが頼んだ飲み物が来た。
一口くちをつけてから言った。
『ん〜〜……まぁでもね、悪いのはモテるレトくんだと思うんだぁ』
レ「は！？なんやそれ！！？」
『レトくんはね、妙に面白いし妙に優しいから、モテるんだよ』
レ「なんか微妙な気分やな…？
てか俺はモテないよ！ガッチさんとかキヨ君なら分かるけど！」
『え？うっしーは？w』
レ「うっしーもモテるけど！！」
『…アンタ達さ、無自覚にモテるの辞めてくれない？((』
レ「なんやそれw」
『ガッチさんも牛沢もレトくんも、勿論キヨもモテるんだよ！モテてんの！！！』
レ「は、はぁ…」
『……って、私何言ってんの…？』
レ「ほんまにいきなりどうしたw」
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千歳 - 何回もずっと読ませてもらってます！おかえりなさい！また更新してもらえると思うとすごく嬉しいです… (2021年8月23日 8時) (
レス) id: 8e1e8e26ac (このIDを非表示/違反報告)
nn - 作者ァァァァァァ！帰ってこぉぉぉぉい！俺の心情が持たねぇぇぇぇぇ！...さーせん()更新いつまでも待ってますっっっっ！ (2019年10月2日 20時) (レス) id: 95523f8d1f (このIDを非表示/違反報告)
さいこ(プロフ) - りぃ@l」ω=さん» そんなにたくさん言ってたんですね！() だから覚えてたのかもしれないですね笑 いえいえ、むしろどんどんコメントしちゃって下さい！コメントが来てると本当にテンション上がるんですよね笑 ありがとうございます、頑張らせていただきます！ (2017年10月20日 23時) (レス) id: b4be682a06 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@l」ω=(プロフ) - さいこさん» いろんなとこで言ってますよねー。ジェイソンでも言ってたし、最俺のなんかでもいってた気がします！すみません、こんなことでコメントしちゃって。更新楽しみにしてます！！ (2017年10月20日 22時) (レス) id: 833f8227f9 (このIDを非表示/違反報告)
さいこ(プロフ) - りぃ@l」ω=さん» すいません、レスをつけ忘れました。↓ (2017年10月20日 14時) (レス) id: b4be682a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいこ | 作成日時：2017年10月2日 22時
