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ymmt side
やってしまった。
目の前には、僕のスマホを見て首を傾げてる4人の姿。しかも絶対連絡の内容見られてる。
強く開けすぎたせいでドアの音にみんなが反応してこちらを振り返る。痣が痛いのとか、今は気にしてられなかった。背中を冷や汗が伝う。
福｢あ、山も(ﾌﾞｰｯ ﾌﾞｰｯ …あ、｣
福良さんが僕を呼びかけたその時、僕のスマホがまた振動する。伊沢さんが持ってたそれを強引に取り上げ、応答する。
山｢ｯ、もし、もし、｣
《おいなんで来ねぇんだよあぁ！？》
山｢ひぁｯ、ごめ、なさっ、すぐ行く、ので｣
《こんなに待たせたってこたァそれなりの覚悟があんだよなぁ？》
山｢ぁ、そ、れは、｣
《…公園の西口から入ってこい》
山｢え、あの、(ﾌﾞﾂｯ …、あ、｣
伊｢…山本、｣
山｢っあ、伊沢さ、｣
そうだ、みんないるのに電話に出ちゃったんだ。でも、ここの人達を巻き込むわけにはいかない。
山｢すみませ、もう帰りま、」
伊｢待って…どこ行くの｣
伊沢さんが僕の手首を掴む。ただ、今は、そんなのに構ってる暇はなくて、
山｢…どこでも、ないです、｣
伊｢嘘つかないで、どこに行ってるの」
山｢ｯ、み、んなには、
関係、ないからっ！｣
そう言って伊沢さんの腕を振り払い、荷物を持って外に飛び出す。早く、早く着かなきゃ。
痣なんてこれからもっと増えるんだよ。こんなのを痛いだなんて言ってられないんだよ。
……みんなに迷惑なんて、かけてられないんだよ。僕だけで、充分なんだ。
忘れずに位置情報も切り、いつもの道を走る。
.
山｢…はぁｯ、はぁｯ、｣
命令通り、西口から入るが、人が見当たらない。
山｢な、んで、｣
『遅かったねぇ？』
山｢！、ｯ、ごめ、｣
『ごめんじゃねぇんだよ！』
いつの間にか背後にいて、いつもよりも強く蹴られる。走ってきて息が切れていることもあり、息を上手く吸えない。
山｢ｯは、はっ、くぅ、はぁ、ｯ｣
いたい。くるしい。つらい。
たすけて、ほしいｯ、
目の前の景色が霞む。頭がうまく回らない。
あぁ、僕このまま死んじゃうのかな、
でもこの前、死んじゃいたいなって思ったからな、
ちょうどいいんじゃないかな、もう、いいかな、
そんなこと思ってたのに、さ。
何処かで仲間の声が聞こえた気がしたらさ。
期待、しちゃうじゃんか。
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Ruka(プロフ) - 清華さん» ここまでお付き合いいただきありがとうございます！私が書くと嫌でも長くなるんですよね…（笑）これからも相変わらず亀以下更新ですが、何卒よろしくお願いします！ (2020年5月21日 15時) (
レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
清華(プロフ) - 作品が いっぱいにじゃえwwwちょいと長いの方が好きです、ありがとうございます! (2020年5月21日 7時) (レス) id: 1c085b2c66 (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - ルキさん» 初コメありがとうございます！ま、まぁ忙しいですね（白目）応援まで…！無理はしない程度に頑張りますね（笑）更新もゆっくりですが、お楽しみに！（低クオリティで申し訳ないですが…） (2020年5月16日 21時) (レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 初コメ失礼します！とても素敵な作品ですね！更新は楽しみですが、受験生なので色々と忙しいはずなので、無理はなさらずに！応援してます！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: 037db07d8a (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - (名前声優大好きさん» あっあっありがとうございます…！楽しんでいただけて幸いです！それに受験の応援（？）もありがとうございます！もう色々ありがとうございます！（語彙力）ほんとに亀更新以下で申し訳ないですが、どうかお待ちください！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruka | 作成日時：2020年4月28日 19時
