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ymmt side
訳が、分からなかった。
何が起こったのか理解できなかった。いや、理解したくなかっただけかもしれない。ただ、目の前の光景を見つめ、働かなかった頭が急速に回転し始める。そして理解した。してしまった。認めたくなかった事実。
＿＿＿こうちゃんが、車に撥ねられた。
.
｢ｯ誰か！救急車！」
誰かがそう放った言葉が簡単に耳を通過していく。脳にまでその言葉は届いていない気がした。
＿＿＿でも、ぼーっとしている場合ではない。僕が今出来ることは……
自分のポケットから携帯を取りだし、"119"の数字をタップして耳に当てる。
ドッ、ドッ、と嫌な音をたてる自分の心臓の音が嫌なほどうるさく聞こえて、思わず携帯を握る手の力を強めた。
.
気が付いたら僕は病院に居た。右上を見上げると薄暗い廊下に-手術中-の赤いランプが酷く眩しく見える。
山｢……、はぁ……｣
そう息を吐いて近くの椅子に座り、後ろに体重をかける。ゴン、と頭が壁にぶつかった音がやけに大きく響いた。
山｢…痛い、なぁ、｣
ぼそりと独り言を呟き、目を閉じる。こんなの、こうちゃんに比べたら痒くだってないのに。もし、僕が、
もし僕がもっと急いで2人であの横断歩道を渡りきっていたら、
もし僕が渡る前に｢そこで待ってて｣とこうちゃんに言っていたら、
もし僕が初めに｢慌てなくても福良さん新しいリズムゲーム作んないよ｣と伝えていたら、
もし僕が1人でも大丈夫ですよ、と断っていたなら。
…こうちゃんがこんな目に遭うことは無かったのに。
ごめんなさい。すみません。申し訳ございませんでした。
どんなに気持ちを込めて謝罪の言葉を並べても届きなんてしないのに。
山｢…ご、めん、なさ、い…ごめん、なさい、っ、こう、ちゃ、｣
意味の無い言葉と共に小さな嗚咽と大きな粒だけが零れ落ちていった。
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Ruka(プロフ) - 清華さん» ここまでお付き合いいただきありがとうございます！私が書くと嫌でも長くなるんですよね…（笑）これからも相変わらず亀以下更新ですが、何卒よろしくお願いします！ (2020年5月21日 15時) (
レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
清華(プロフ) - 作品が いっぱいにじゃえwwwちょいと長いの方が好きです、ありがとうございます! (2020年5月21日 7時) (レス) id: 1c085b2c66 (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - ルキさん» 初コメありがとうございます！ま、まぁ忙しいですね（白目）応援まで…！無理はしない程度に頑張りますね（笑）更新もゆっくりですが、お楽しみに！（低クオリティで申し訳ないですが…） (2020年5月16日 21時) (レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 初コメ失礼します！とても素敵な作品ですね！更新は楽しみですが、受験生なので色々と忙しいはずなので、無理はなさらずに！応援してます！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: 037db07d8a (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - (名前声優大好きさん» あっあっありがとうございます…！楽しんでいただけて幸いです！それに受験の応援（？）もありがとうございます！もう色々ありがとうございます！（語彙力）ほんとに亀更新以下で申し訳ないですが、どうかお待ちください！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 452c51ec0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruka | 作成日時：2020年4月28日 19時
