目が覚めたら推しの妹になっていました 2 【名探偵コナン】【怪盗キッド】

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コナン「A姉ちゃんは松田警部の妹さんなんだよ」




コナン君、何を言ってるの？



歩美「えぇ！そうだったの？！」

元太「え？誰だっけ？」

光彦「ほら、この前サッカーボール渡してくれた人ですよ」


歩美ちゃんはびっくりした表情で二度見つめてくる。

そんな目で見つめられても、私何も無いよ……？


「み、みんな知ってるの……？」


コナン「知ってるも何もね」


歩美「すっごい優しくてイケメンなお兄さんだよね。それに歩美たち──」

光彦「なんて言ったって僕たちは」

元太「少年探偵団だからな！」



元太くんのセリフとともに3人は決めポーズをする。
何気にコナン君もしぶしぶ混ざっているが。




「少年探偵団……？」



私が不思議そうに尋ねると丁寧に説明してくれる歩美ちゃん。


「うん！少年探偵団はね、事件があった時に駆けつけて解決をするんだよ！その時のコナン君、凄いんだよ？」


「へ、へぇ……」


サラッと聞き流してしまったけど、かなり危ないところに突っ込んでいるのはいる気がしてるけど、普通に心配だな。



光彦「灰原さんも凄く頭が良いんですよ！」


灰原……って……

目線を下に下げると1人だけ大人びた様子で私の方をじっと見つめる。



「江戸川君からは話は聞いているわ。……よろしく」


「よ、よろしく……」



あまり話したくなさそうな気がするので最低限だけ挨拶をすることにした。
……可愛いのになんかもったいないなぁ



もっと知りたいと思ったけど、深堀すると警戒されそうなのでまた今度にしてみようかな。






A達はしばらく少年探偵団達とたわいのない話を広げていた。


クレープを買うことすら忘れたまま────

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