目が覚めたら推しの妹になっていました 2 【名探偵コナン】【怪盗キッド】

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「や、やっと……解放か……」


結局、学校に来てから帰るまでの間、ひたすら私は園子ちゃんにキッドとの関係について探られていた。


なんだか蘭ちゃんまで楽しそうだったし……。
ちょっとだけ2人怖い……なんて思った。

ううん、とってもいい2人なんだけど…ね？




ヘロヘロになりながら道を歩いていると、どこからか美味しそうな匂いがしてきた。


こんな所に公園なんてあったんだと気がつくと同時に、私の足はその方へ向かって行った。





匂いを辿ってみるとそこでは、いくつかのキッチンカーが並んでおりこの匂いはここだったんだと把握した。



たまには食べても良いよね、なんて考えながら列に並んでいると……





コナン「あれ？……A姉ちゃん？」


「え”コ、コナン君……？」



自分でも驚くほど低い声が出る。


どこでも君はいるような……
いや、ちょっと失礼か……


心の声が出てしまいそうだったので慌てて抑える。





？「もしかして、コナン君、このお姉さんと知り合い？」

？「なんか食いもん買ってくれるのか？」

？「元太くん、初対面の人にそれは失礼ですよ……」


この子供達……なんか見覚えがある……ような？


私の近くに近づいてきては話しかけてくる。
興味が湧いているみたいなので話しかけることにした。



「こんにちは、みんなで公園に遊びに来たの？」




そういうと可愛らしい女の子が元気よく頷くと。


「そうだよ！私、吉田歩美っていうの！」

「僕は円谷光彦です！」

「オレは小嶋元太っていうぜ！」


3人は持ち前の明るさで挨拶をしていく。




歩美「お姉さんのお名前はなんて言うの？」


「えっと、私は松田Aだよ。よろしくね」


今更ながら自己紹介って恥ずかしいな……。



Aは少し顔を赤くして恥ずかしげに伝えた。

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