目が覚めたら推しの妹になっていました 2 【名探偵コナン】【怪盗キッド】

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コナン「お前が蘭とすり替わったのは、蘭がオレを探しにパーティ会場へ出たときだ…」


あの可愛いコナン君はどこへ行ったのか…



コナン「まんまと蘭になりすましたお前は、例のメッセージで、客を動揺させた上に煙をふいて黒真珠をばらまいてパニックに陥れた。」



「そして本物の「漆黒の星(ブラックスター)」を奪い取ったんだ…奥さんの体を支えるふりをしてな… 」


嘘！

そうだったの…？

…そういえばなんか蘭ちゃんの手つきに違和感を感じた瞬間があったかもしれない


いや…私の勘違いかな…



蘭「や、やーねー冗談はやめてよコナン君？」



蘭ちゃん(？)はコナン君の推理を見透かされそうになったのか笑って誤魔化す。



蘭「わたしどれが本物かなんて分からなかったよ？ヒントだって聞いてなかったし……」





鼻を鳴らしたコナン君は得意げに



コナン「ヒント無しでも、お前にはあれが本物だと分かっていたはずだ…奥さんが手袋をして小箱から黒真珠を取り出した時点でな…」


蘭「え？」


『どういうこと……？』


コナン「真珠の主成分は炭酸カルシウムで、酸に侵されやすい…。指の脂で汚れたりすると、表面が酸化され光沢が失われてしまう」


私…本物でも気づかなくて手で触れちゃうかも…。



『そうだったら、お客さんなんかに本物を渡すわけにはいかないよね』


蘭「で、でもそれだけじゃ…」



コナン「確かにそれだけじゃ不十分だが…」

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