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そんな時だった。



カーテンがふわりとなびかせていて

私は窓の方を見つめた。


窓、開けっ放しにするなんて__


手を伸ばしかけた時だった。


目線を上げてみれば、特徴的な姿に私は見覚えがあった。




『…キッド…いや、…快斗…?』


快斗「こんばんは、A嬢?」



月明かりに照らされている彼はとても綺麗だった。


『…ど、どうして…?』


快斗「今宵、貴方の心を奪いにきました……って、A…どうした!?」


『えっ、それは…っ…』



私は必死で隠すように目を擦った。
バレないつもりで隠したつもりなんだけどやっぱり分かっちゃうんだね。



快斗「……A…遅くなって悪かった」



『…ううんっ…私こそ…ごめんね…』


待っていてくれてありがとう……

声が震えていながら私は口に出した。



彼がずっと私を思ってくれていたこと。
いなくなってからずっと探し続けてくれていたこと。
あの子が私のために幸せを想ってくれていたこと。



糸が切れたのか私は泣きじゃくる。
快斗は私を引き寄せて抱きしめてくれた。



快斗「ほらよ、これなら誰も分からないぜ」


『う"う"っ…快……斗ぉ……』


こんな時に優しい声で言われたらますます我慢が出来ないじゃん。

私は涙が収まるまで彼の胸を借りて泣いていた。

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くらげ(プロフ) - 星さん» 星さん、ありがとうございます🥲︎♡楽しんでいただけて嬉しいです☺️これからも引き続きよろしくお願いします (1月5日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
- 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです!続きがとても気になります!更新楽しみにしています! (1月4日 5時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ばなな。 さん» ありがとうございます🥲‎楽しんでいただけて嬉しいです。のんびり更新させて頂きます (1月3日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
ばなな。  - とっても面白かったです!続き楽しみにしてます!☺️ (2023年4月8日 0時) (レス) @page34 id: d6be0d4c84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらげ | 作成日時:2023年3月22日 8時

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