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♢ ページ18
『……どうかな』
着けてみたものの、自分では似合っているのか分からないので彼に聞いてみた。
すると猗窩座さんは私の方を見て黙り込む。
やっぱり似合ってないよね
似合ってるって猗窩座さんは私に気を使わせているんじゃ……。
着けてみたけど……私なんかに似合うわけないもんな。
髪に手をかけて簪を外しかけたその時だった。
猗「……良いと思う。」
その声は小さな声だったがはっきりと私の耳に届いた。
猗「あまりにもお前が綺麗だったから驚いた」
面と向かって言うものだから私は目を泳がせながら
信じられなくて
『ほ、本当に……?』
猗「本当だ。もう一度言うが……」
『良い!……言わなくていいよっ』
猗「……そうか」
あまりにも真っ直ぐな眼で見てくるから緊張してしまった。
私の表情……バレていないと良いけど……
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作者名:はちみつ | 作成日時:2023年2月4日 17時