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堕「Aなら分かってくれるって思ってたわ!」
「もちろん!私の大切な子が悪く言われるのは許さないよ、例え鬼でもね?」
堕「もう、Aったら可愛いー!」
あ、お兄ちゃんもAと同じくらい大切だからね!なんて言うから思わず抱き締め返しちゃった。
しばらく2人で話をしていると廊下から足音が聞こえてきた。
立ち去ろうかと思っていたが堕姫に大丈夫、ここで待っていていいと言われたので居座ることにした。
禿「わ、蕨姫花魁…」
禿の声が聞こえてきたのか堕姫は目の色を変えるかのように口調が変わる。
なるほど、これがお仕事の堕姫の様子なのね___
Aは邪魔にならないところでちょこんと座る。
禿「あ、あの__、、」
堕「何?全然聞こえないんだけど、はっきり喋ってくれない?」
禿「っ、すみませんっ、痛いです…っ!!」
気に障ったのか禿の子の髪を引っ張りだした。
あーあ、怒らせちゃった?
そんなあなたを助けない私も最低かもね?
堕「うるっさい!ぎゃあぎゃあと騒ぐんじゃないよ、はっきり言いなさいよ」
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作者名:翠 | 作成日時:2022年2月15日 21時