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「水の呼吸、肆の型……打ち潮・乱!」
炭治郎は自分の体力がある限りできるだけ早めに首を斬りたいと感じている。
堕「A、隠れてても良いのよ?」
「……あっ……」
私だって……戦いたいわ。
少なくともあの子なら直ぐに殺れる……
Aの声も届かないまま、堕姫は炭治郎を殺すため帯を使い攻撃をしていく。
激しい闘いの中、鯉夏花魁が取り込まれている部分を切り離そうとするが時間が掛かる。
炭「……(あと少し……!)」
複数の帯が同時に攻撃をしていくため、避けながらも隙を見て切り離すにはタイミングが合わなければならない。
そして___
堕「……(空中での身の熟し悪くなかった。上手に鯉夏を閉じ込めているところを切り離したわね……)」
炭「……!ハァ、ハァ、フゥ……」
堕「可愛いね、不細工だけど。なんだか愛着が湧くな……お前は死にかけの鼠のようだ」
「……!(お互い戦ってる姿がかっこいいなんて……
変な私……まあ堕姫の方が良いけど)」
平凡な毎日だったので鬼狩りが来てくれたことが嬉しそうなA。
少しだけ自分も出ては駄目だろうかと思うが少なくとも今は出番では無さそうだ。
「……(でも、なんだろう……今までにない感覚……あの耳飾り…なんか見覚えがあるような…)」
気になったのか少しだけ炭治郎の方へ行ってみることにした。
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作者名:翠 | 作成日時:2022年2月15日 21時