目が覚めたら推しの妹になっていました 3【名探偵コナン】 (ページ3)

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お、襲う…！？

お兄ちゃんこそ、何考えてるの…！？

確かにめっちゃかっこいいし、色気凄いし…

って…私こそなに変な想像しちゃってるの…

「おいおい、顔赤くなってんぞ？」

『…お兄ちゃんが変なこと言うからでしょ』

聞こえるくらいに心臓がうるさい。

耳まで熱くなっているだろう。

恥ずかしさのあまり私は目を逸らした。

しばらくして足の痺れも収まり姿勢をを元に戻す。

『…そ、そういえばご飯まだだったよね』

「おう、なんか食いに行くか？」

『うん、なんか疲れちゃったし今日は外で食べようよ』

軽く準備して私たちはいつものポアロに向かうことにした。

扉を開けると共に明るい声が届く。

「いらっしゃいませー、あれ？松田さん？…とAちゃん？」

「おう」

『…？(梓さんだ…それよりどうして私の名前を？)』

お兄ちゃんを見ても特に不思議がる様子がなく、私だけぽかんと固まっている状態だった。

席に着くと梓さんがお冷を持ってきてくれた。

「こんばんは、安室さんから話は聞いてますよ、Aちゃんですよね？」

『は、はい。えっと…』

「ふふ、緊張しなくても大丈夫ですよ。私は榎本梓です」

緊張が伝わっていたのか梓さんは丁寧に挨拶をしてくれた。
どうやら私のことは安室さんから通して伝わっていたらしい。

「やっと来てくれて嬉しいです！また時間ある時に話しましょうね、こちらメニュー表置いておきますね」

忙しい時間帯なのか、他のお客さんに声が掛かると、梓さんはその場を去っていく。

やっと来てくれたって…

このことについてお兄ちゃんは知っているのかな…？