検索窓
今日:21 hit、昨日:125 hit、合計:9,876 hit

ページ2

陣平side



「うっ……、Aっ…?」


『…っ』



は?


…な、なんで俺の上にいるんだよ…?




『お、お兄ちゃん……っ』



「ちょ、ど、どうした…?」



何も言わず唇を噛み締める妹。

何を言ったかと言えば…





『あ、足が…痺れた…』




『は…?』




Aは顔を赤くして頑張って堪えていた。


動きたいけど動いたら痺れるので動けない状態だ。


正直こんな顔で至近距離で迫られたら俺も男だぜ…?


わざとじゃねーのは分かってるけど、、









俺はいたずらにAの耳元に息を吹きかけた。



『ひゃっ』



案の定耐えれなかったのかAは俺を被さるように崩れ落ちてきた。


『っ…酷い…!』



「はは、わりぃ、、(あー…やっべ…これ無理だ)」




『お兄ちゃん…なんか疲れてる…でしょ』


「?」


『だって、前も…意地悪してきたし…!』



「んな、あれは、Aに危機感を持たせるためだってんだよ」


鈍感過ぎるのも大概だと思いつつも、あえてそれは言えない。

まあ、俺が付いてりゃ悪いやつはついてこないはずだ。



「てか、Aこそ、俺を襲おうなんて考えてたとか…?」



『な、な、そんなことないでしょ!?お兄ちゃん…何考えてるの…?』



本当、顔真っ赤にしちゃって

分かりやすくて、まじで可愛いんだけど。

・→←人物紹介



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
337人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

明日香 - 面白くて一気読みしました!また続き楽しみにしています! (5月8日 3時) (レス) @page3 id: 0e10fec3e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くらげ | 作成日時:2024年1月6日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。