JUMP House

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高木side


皆の話聞いてたら話さないといけないと思って…

高「裕翔。圭人。よく聞いて」

中「…え？」

高「俺と裕翔と圭人は血が繋がってないんです」

圭「双子じゃないの？」

高「双子だよ。ごめん言い方が悪かった。俺だけ血が繋がってないんだよ」

中「どーゆーこと？」

高「俺は高木家の養子。二人はホントの子ってこと」

圭「じゃあ兄ちゃんのホントの親じゃないってこと？」

高「そーゆーこと」

中「なんで！？」

高「俺は生まれてすぐ公園に捨てられてた。名前もなく、戸籍もなかった…。役所で調べても出てこなかったんだって」

薮「無戸籍児…」

高「そうです。それで、見つけてくれた高木家に引き取られたんです。ほんとに幸せでした。その後、双子が産まれたんですけど…
それでも、双子と同じように俺も愛してくれた。ホントの親のように…」

中「…嘘」

高「それで、俺は高木家に引き取られた日が誕生日。名前も高木さん夫婦がつけてくれた。ホントの苗字は知らない」

圭「なんで言ってくれなかったの？」

高「両親が死 ぬ時に約束したからだよ。高校生になったら話す。二人を守る。って」

中「そっか…」

圭「でも、兄弟だよね？」

高「一応な」

中「それ聞いても俺らの兄ちゃんには変わりないから」

高「ほんとに二人の子だな…性格が激似だよ…(笑 でも、ありがとな」

ほんと、ありがと

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