じゅうさんわ ページ20
真昼side
あの後、俺はAとクロを連れて虎雪達と待ち合わせている場所へ行った
真昼「だからっ…コイツ吸血鬼かもしれねーの!!
学校で桜哉が言ってたじゃん!
吸血鬼……って コイツ本当に妖怪で…っ!」
ポカーン
いきなり「吸血鬼」なんて言われたら、誰だってそうなる
真昼「あーもー!なんで桜哉いねーの!?」
桜哉だったら絶対に信じるのに!
虎雪「えっと…真昼…?」
龍正「つーかそれ……猫だろ」
真昼「いや人の姿になるんだよ!!
クロ!!おい人になれよ!!シーンとすんな!!
Aも寝てないで起きろよ!!」
ホント肝心な時に!!
虎雪「真昼…疲れてるの?」
龍正「1人で悩むなよ…
あとAも巻き込むなよ…」
真昼「違う!!!」
あっそうだ!
真昼「窓ガラス!コイツガラスに映る姿が違__……」
ゾクッ
今、何か恐ろしいモノが居たような……
「どォもどォも学生諸君!」
後ろを向くと、とても派手な手品師がいた
「くだらない青春の道すがらァ〜
ボクのショーでも見ていかないっ?」
この人、さり気「くだらない」って貶したぞ…←
真昼「はっ…!?」
虎雪「すごーいっ!手品?大道芸?」
パチパチパチ
「どォもどォも喝采をどォも!さァさァ始めるよォ〜」
龍正「おい、手品とかいいよ 行こうぜ」
帰ろうとした龍正の肩を手品師が掴んだ
龍正「何___……」
「さァ まず問題です〜 この彼がボクに止められた理由は何でしょォか〜〜〜?
1,ボクを無視したから
2,ボクの前を横切ったらか
3,ボクのお腹が空いたから
4,ボクを無視したから」
龍正「は?」
コイツ、理不尽過ぎるだろ……
『ぅん……』
真昼「何だ、A起きたのか」
『…何かここら辺がモヤモヤする』
と言って、胸の辺りをさすった
「答えは〜……
,
,
,
,
全部だよ死ねボケェ!!無視してっと殺すぞ!!」
急に、雰囲気が変わり龍正の首に噛み付いた
キャアアアアアアアアア!!
虎雪「龍ちゃんっ…!!」
真昼「龍正っ!!」
『りゅうくん!!』
「あははははァッ!!!どォもどォも喝采をどォも!!
やっぱ手品よりコッチのほうが盛り上がるなァ〜
手品師より【吸血鬼】のほうがレアだもんね〜?」
真昼「吸血鬼!!?」
『きゅう…けつ…き……』
今コイツ、吸血鬼って!?
55人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
中村千尋(プロフ) - おもしろいです!!早く続きが見たいです!! (2018年2月26日 22時) (レス) id: ad871f5681 (このIDを非表示/違反報告)
クロ,桜哉大好き(プロフ) - ありがとうございます!!使わせていただきますね((*´∀`*)) (2016年11月3日 10時) (レス) id: fb97cec3c9 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - 遅くなってすいません。イラスト集でリクを頂いたライラです。イラストができたのでURLを置かせて頂きます【http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/c/2/1c2b339ef03be223fae66ab4372d7cf7.jpeg】 (2016年11月2日 22時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まふまる | 作成日時:2016年8月7日 23時