6話〜一番端の席の女〜 ページ8
爆豪side
朝来て思った事がある。
それは一番後ろに席が増えた事だ。
転校生か何かか？と思ったがきっと違う。
確か…保健室登校の奴だった、ハズ。
飯田「おはよう！む？席が増えているな！」
チッ、面倒臭え奴が来たか。
その瞬間、聞いた事のない女の声がした。
A「お、おはよう、ございます」
小せえ声で入ってきた紫色の髪の小柄な女。
ソイツは一番後ろの席へ行き支度をし始めた。
飯田「君、もしかして保健室登校の生徒か!?」
A「は、ハイ！ふ、藤咲…Aです。よろしく、お願いします……」
ペコッと礼儀正しくお辞儀をする女。
爆豪「オイてめぇ！俺の存在忘れんなよ、ア"ァ!?」
女の机を蹴ると女はびっくりした様で目を見開いた。
飯田「君、それは無いだろう！君が話していないのが悪い！」
女は無言のままその場に立っていた。
爆豪「何とか言えよモブ女が！」
もう一度机を蹴ろうとした瞬間、担任が入ってきた。
相澤「藤咲はいるか？…って何してんだ」
扉を見ると気だるげに立っている担任の姿があった。
A「………………………のに」
飯・爆・相「「「え？」」」
今、女が何か言っていた。
A「私は悪くない、のに……何で責任、押し付けるんですか…どうして、モブなんて…言うんですか…」
やっと聞こえたその声は震えていて、目には涙を溜めて睨んできた。
女が逃げるように教室を出た後、他の奴らがぞろぞろ入ってきた。
__________________
(爆豪、昼職員室来い。説教だ)
(はああああ!?)
(出て行ってしまったな………)
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シロップ(プロフ) - 人見知りだからってなんでも許される訳じゃないんだけどなぁ。って思った。 (2018年12月25日 14時) (
レス) id: 83abb8a3dd (このIDを非表示/違反報告)
結月*(プロフ) - 誤字ってましたね、応援…です。恥ずかしい……;; (2017年8月7日 14時) (レス) id: aa866ff8b4 (このIDを非表示/違反報告)
結月*(プロフ) - †桜†さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。まだまだ未熟ですが応募よろしくお願いします！ (2017年7月25日 19時) (レス) id: aa866ff8b4 (このIDを非表示/違反報告)
†桜†(プロフ) - 話の内容が面白いですっ！これからも更新頑張ってください！応援してますっ！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年7月25日 19時) (レス) id: 6eccecba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結月* | 作成日時：2017年7月23日 20時
