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｢いらっしゃいませ〜！｣
店に着くと、香るパンのいい匂い
そしていつもの店員の声
貴｢わぁ〜こんな、可愛いくまのパンなんてあるんだぁ〜｣
七｢初めて来るんですか、、？｣
貴｢あっ、そうなんです笑
お客さんが買ってきてくださるの食べたことしかなくて｣
そうだったのか
この店に来ると、彼女はいつこの店に来ているのだろうかと疑問に感じたことがあった
わざわざ、毎日違う時間にパン屋に来てみたりしたこともあった
思い返せばストーカーだな
｢彼女さんですか〜？｣
先にカスクートを手に取りレジへと行くと
ニヤニヤしながら店員に言われる
彼女か、、、傍から見ればそう見えるのだろうか
七｢違います｣
店員は、すいません と またニヤニヤしながら言っている
貴｢え、七海さんそれだけですか？｣
遅れて私の横にやってきた彼女の持っているトレーには山積みになったパン
逆にそんなに食べれるのですか
そんな、私の視線を読み取ったのか
貴｢あっ、全部は食べないですよ！
大半は、常連のお客さんにプレゼントしますっ｣
少し頬を膨らまして恥ずかしそうにしている
昔は、あざとい女性というのはどうも苦手だったが、彼女のあざとさにはどうも苦手意識が出ない
むしろ、可愛らしい とも思ってしまう
これは、重症だ
貴｢あっ、電話だ、、ちょっとすみません、、｣
そう言うと
電話がかかってきたようで、店の外へ出て行った。
店員｢仲良し笑 というか、お客さん、大丈夫ですか？ちゃんと、寝れてます？｣
パン屋の店員は、私の顔を見ている
つまり、パン屋の店員にも心配される始末だ
七｢あなたの方こそ、疲れが溜まっているように見えますが｣
｢あっ、分かっちゃいました？
最近なんか肩が重いというか、眠りも浅いし｣
七｢私の仕事は、お金持ちの人からお金を預かって、その人をよりお金持ちにする、、、｣
この時には、もう決めていたのかもしれない
顔見知り、、程度のパン屋の店員に、こんな話をするなんて自分らしくない
いや、顔見知り程度だから話せたのかもしれない
｢すいません笑 私にはちょっと難しいかと、、笑｣
そう感じるくらいちょうどいい
難しく考えてしまう、そんな性格だからこそ上手く生きるのが難しいもの
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みほぽん(プロフ) - 颯希さん» うわぁ、全然気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます！めっちゃ根本的なとこ笑笑 (2022年2月26日 22時) (
レス) id: c3c6dc3c9a (このIDを非表示/違反報告)
颯希(プロフ) - 七海健人ですよー|ω·`) (2022年2月26日 21時) (レス) @page2 id: 6b76301bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぽほん | 作成日時：2020年1月7日 4時
