ほんまに終わるんかいなこれ【3】 ページ4
その後、二人で一生懸命書類を片付けていく
天井ほどまで山積みにされていた書類も半分ほど終わった
ふと時計を見ると15時だった
あれぇ、なんか大切なことを忘れている気がしてならない
ま、いっか
青｢あぁ、ほんといつ終わるんだよこれ｣
いや、こっちのセリフやわ
貴｢いつから貯めてるんですかこれ｣
青｢んん〜〜〜前にAが手伝ってくれた時から｣
貴｢それ、3ヶ月前ですやん
まじ、何やってんですかこの3ヶ月｣
青｢俺ぁ、仕事してたぜ、ほら、ドマノーク海賊団捕まえたじゃん｣
ドマノーク海賊団とはタキシ島という島を占拠してた少し有名になっていた海賊団
タキシ島には人はまぁまぁいるし
なにより海軍の戦車や大砲の燃料になる山がいくつもあるため海賊団に占拠されるのはめんどくさいから
大将を使ってまでおさえたかった事件
そもそも海軍の燃料の島って知っときながら襲う海賊ってばかすぎやん？
貴｢それ、あんたなんもしてないですよね？
私ら兵力300人に対してあっち3200人いたんですよ？
1人だけ船の上から見てましたよね？
実質捕まえたの299人の海兵ですよね？？え？？｣
青｢そんなこたねぇよ、俺だって色々してたよ｣
貴｢なにしてたんですか？｣
青｢その〜、あれだ、、、、忘れた｣
貴｢いや、忘れたんちゃうやろ！なんもしてんだけやろ！｣
青｢まぁ、そんなカッカッしなさんなって
それに、あれはほとんどA1人で倒したようなもんでしょ｣
貴｢いえ、299人の海兵です
あなた以外の海兵です｣
青｢だから、俺もしたってば！ね！｣
はぁ、腹立つ
この人と喋ると腹立つでもう喋らん
青｢無視はひどいよォ｣
青｢ねぇ、Aここどうすんの？｣
青｢ほら、ここもだ！なんだよこれ！｣
青｢おーい助けてくれないと終わらないよー｣
青｢おー(うるせぇぇ！！！)｣
貴｢ほんと黙ってもらえません？頭に血が上りすぎて血管破れそうなんですけど｣
青｢だから、そんなイライラしなさんなって｣
貴｢で？なんなんですか？｣
青｢なにが？｣
貴｢なにがってわからんとこあるて言うてましたやん？どこです？｣
青｢ああ、あれ嘘だから続けてくれていいよ｣
ほんまなにこいつ
【おまけ】
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青｢お、お、おい！！それ以上ものを切るなって！｣
貴｢わかりました、じゃあクザンさん切ればいいってことですよね？｣
青｢いや、すぐ俺殺そうとするのやめてくんない？！｣
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作者名：ボンリン | 作成日時：2018年2月24日 21時
