しっかりしとくれ【1】 ページ2
今日は非番の日
非番でも書類や仕事は残っていて、、、ほとんど休みなんてないのに
昨日の私は素晴らしく全ての仕事を終わりした
だから、今日は久々の休暇に
なるはずだったのに
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貴｢なんですか急に呼び出して、、告白でもするんなら断りますよ。わたしあなたみたいなダラダラした人と結婚生活をすごしたくないので｣
青｢いや、それ一言多いどころじゃないよAちゃん｣
人を呼び出しといてソファに寝転がる青キジことクザン大将
貴｢で？なんですか？｣
一応聞くけど大体何が言いたいんかはわかる
青｢あの、さ、深刻な問題が、、、、｣
でた、いつもこれや
貴｢はぁ、、またですか、、｣
ゴクリ と彼の大きな喉仏がなる
なんだ、この無駄に緊張感のある空気は
貴｢、、、いやです、、、｣
青｢おねがいだよぉぉぉお！！！｣
青｢君じゃないと終わらないんだよ！さっきサカズキが怒鳴り込んできてさ！今日出さなきゃ俺殺されるよ！｣
貴｢ほんな、毎回溜め込んで私に頼んで、そろそろ殺されてください｣
青｢そんな、冷たいこといわないでぇ(泣)｣
いつの間にか正座してるクザンさんは泣きべそかいてこっちをうるうると見ていた
いつもの私ならここで負けていただろうが
今日のは私は負けへんでぇ！
貴｢絶対に嫌です！私だって自分の時間が欲しいんです！｣
よし、今まで『仕方ないですね』と言って手伝ってきたけど今日こそはことわったぞ！えらいぞ！A！よくやった！
あとは、この部屋をさるだけだ！
ドンッ
ドアを開けようと手を伸ばした途端に扉の向う側に殺気を感じ思わず後ずさると
眉間にシワを寄せた赤犬ことサカズキ大将の登場
赤｢おい、クザン！おどれ少しは進んどるんか？！｣
うわぁ、サカズキさんめちゃめちゃ怒ってるやん
怖いわ
青｢おいおい、気が短すぎるぜ、お前一時間前にここにきたばっかじゃねぇか｣
赤｢1時間もあったら10枚は終わらせれるじゃろうが！何枚終わらしたんじゃ！？｣
青｢･･････(-_-;)｣
あれ、なんかクザンさん目泳ぎまくってる
もしや、、、、
赤｢おどれもしかして1枚もやっとらんわけじゃいじゃろうな？｣
青｢や、、っ、、ま、、ん｣
赤｢あ？！？聞こえんのじゃ！でかい声で喋らんかい！｣
青｢1枚もやってません！｣
その瞬間凍りつく空気
シ・・・ㅇ_ㅇ・・・ン
この人ヤバいはほんま
赤｢おどれ、今回はゆるされんけぇのぅぅぅ！｣
青｢ひゃーーーー！！！｣
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作者名：ボンリン | 作成日時：2018年2月24日 21時
