くずとくず？【fw】

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「ねぇねぇAちゃんはどうしたら俺に振り向いてくれるの？」






そうやって肩組んでくるこいつは何度も何度も告白してくる男


2、3回やって駄目なら諦めればいいのに




しかも私には不破くんっていう最高の彼氏いるから振り向かないよばーか



なんて心の中で反抗する


口に出したらめんどくさいのは分かりきってる事だから




あ〜、今日は不破くんに会える幸せな日なのに...
こんなやつのせいで気分最悪なんですけど！？





緑は不破くんと帰ること知ってるから直ぐにどっか行っちゃったし


下駄箱までって言ったはずなんだけどなぁ...

話す価値ないしフル無視で校門まで歩いていた








「幸ちゃーん！！！！」


校門の方から名前を呼ぶ声が聞こえた


見ると不破くんが私に手を振っていた





「不破くん！


この腕邪魔だから外して」


そういいながら自分で外す



男は固まっていたがそんなのどうでもいい

少しでも早く不破くんと喋りたくて走る




不破くんの元に行くと不破くんの他に3人人が居た



驚いた顔をしていたし制服が不破くんと同じだったから不破くんの友だちかな？なんて思いながら不破くんとお喋りをする





「不破くん！学校お疲れ様！
今日どこ行く？」


「ん〜...前にさ美味しかったカフェあったじゃん？

あそこもう1回行かへん？あそこのパンケーキもう1回食べたいんよなぁ」


「おっけい！私もあそこのパフェ食べたくなった」





流れるように手を繋ぐ私たち


幸せだなぁなんて思いながらカフェに向かおうとしたら後ろから









「まてまてまてまて！！！！

みなとぉ、ちょっと待ってほしくはあるかも」



赤髪の人が声を掛けてきた





うーん、これからデートなんだけどなぁ...

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