くずとくず？【fw】

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「...えー、不破湊くんだっけ？


まぁとりあえずそこに座りなよ」




指された場所は固い床だった




「俺足貧弱やから床に座ったら足折れるかもしれん」


「まぁまぁまぁまぁ、とりあえず座れよ、な？」




ローレンとイブから肩を抑えられて床に座らされる



「胡座をかくなぁぁ！正座しろぉ！！」



鬼教官の如く机をバンバン叩きながら怒ってくるずは



俺言ったつもりやったんやけどなぁ






「えー、これから不破湊被告人へ質問をします

嘘はつかないで下さい。そして、5秒以内に答えて下さい。



守れなかったらイブラヒムからしばかれます」




教官じゃなくて裁判官らしい


なんで俺裁かれなあかんのか



「しばくの俺なんだ


何で叩こ」




「優しくしてやぁ」




「まず、いつから彼女いたんですか」



「いつからぁ？え〜...秘密♡」



ぶりっ子してみるとローレンはめちゃくちゃ笑ってずはは笑いこらえていた

「よし、約束破ったので罰執行でーす


いけ！イブラヒム！」



「叩くのないからノートでいくわ」



そういって俺は叩かれた


なんか思ったよりも本気で叩かれて普通に痛いんやけど


え？痛いんやけど？？？




「待ってイブ思ったよりも叩くガチか」



「それな、めっちゃ痛いんやけど」



「ごめんごめん、思ったよりも力入ったわ」


そういってずはの隣に座るイブとローレン




なんやこの尋問みたいな時間は


俺早く帰りたいねんけど





「因みに質問答えるまで帰す気ねぇからな」









「いやや！逃げるが勝ち戦法！！！

ほなまた明日！！！！！」



そういって俺はダッシュで鞄を取り昇降口へと走っていった








後ろからは「待て！！！」という声が聞こえ、すれ違う先生からは「転けるなよ」と言われた

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