くずとくず？【fw】

✦ ページ2

「不破くん！好きです！

付き合ってください！！」



「...にゃはは、ごめんなぁ

気持ちは嬉しいんやけど」




目の前の女の子は涙を沢山零しながら俺にしがみついてきた

俺の頭1個分小さい女の子の頭を撫でて気持ちを落ち着かせる





...今週2人目やなぁ


なんならこの子2回目ちゃうか？1回目じゃないよな



俺らのモテ期はいつ終わるんやろか...









「ごめんね、不破くん...

またお話しに来るからね！」


そういうと女の子は走り去っていった




うん、もう来なくてもええんやけどなぁ


そういえばずはたちはまだ教室おるんかな？




こっから教室までそんな離れてないし今行けばまだおるよな？？



さっき告白してきたことなんか忘れて何のゲームをしようかと頭を悩ませていた















「お、やっぱまだおったわ」



案の定教室にはずは、ローレン、イブが居た

あと数人のクラスメイト



「あ、湊じゃん

また告白だったんしょ？おっけーしたの？」



「え〜どっちやと思う？」


「ふわっちがおっけーすると思えないんだけど


あ、やば、しにそう」


「おい！待てそこでしなれると俺が困る！！！

待て待て待て待てラーヒム生きろ！！！」



「なんか知らん呼ばれ方されたから落ちるわ、ばいばーい」



「てっめぇええ！！」





ずはとイブの画面にはGAME OVERの文字が映っていた





「はぁー...で？告白受けて受理したんか？」


「受理って言い方良いなぁ



してないけどな！」




「やっぱしてないんよな湊は


そろそろ彼女作ればいいのに」




そういうと俺に興味を無くしたのかゲームに意識が戻る3人




あれ？





「俺言ってないっけ？」


「何がよ」











「俺彼女いるけど」






そういうとピタッと動きが止まる3人

ゲームからはGAME OVERの音が流れてきた

✦→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す