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環side
はぁ…
今日は何もかもうまく行かないな…
得意のダンスもミスばっかで、ヤマさんにも心配された。
社「やぁ！みんな！」
皆「社長！」
珍しく社長が来た。
社「少し環くんを借りてもいいかな？」
環「俺？」
何故か今、社長とベンチに座っている。
誰もいない。
社「今朝、Aくんに告白してたのを聞いてたよ」
嘘だろ…！？
環「マジか…」
社「彼女は言っていたよ。
アイドルに恋愛感情を持ったらここを辞めるってね」
環「え…」
じゃあ、さっくんは…
社「まぁ、これは内緒だけど君に惚れてるよ。彼女は。」
環「じゃあ！」
さっくんと両想い！
それだけで嬉しかった。
社「だけど彼女はここを辞めたくないから君への想いは捨てるらしい」
環「何だよ、それ」
社「Aくんが演出家になったのは決して楽じゃなかったんだ…
環くん、これから僕が話すことをよく聞いてほしい」
社長はさっくんの過去を話始めた。
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作者名：一葉桜雲 | 作成日時：2019年4月2日 22時
