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神「チャックに皮がはさまったアル」

土方が神楽を避けて近藤が入っている扉を蹴破る

そこにはなぜかトイレに頭を突っ込んだ近藤の姿

銀「なんでそーなるの」



近「う…あ…あ赤い着物の女が…う…う来るこっちに来るよ」

汗をかきながら苦しそうに呻くゴリラ

銀「…これはアレだ。昔泣かした女の幻覚でも見たんだろ」

土「いや、近藤さんは女に泣かされても泣かしたことはねェ」

沖「近藤さ〜んしっかりしてくだせェ。」

近藤を心配する言葉とは裏腹に沖田は近藤を締め上げる

茜「沖田くん、そんなんじゃダメだ。近藤さんをこれ以上苦しませないためにはもっと楽にしてあげないと」

そう言ったかと思うと、近藤の鳩尾にボディブローを決めた

近藤はまるでただの屍のように動かなくなる

土「おいィィィ!!ほんとに楽にしてやってどうすんだよォォォ!」

もう日も落ちてきた頃だった
新八が心配そうに尋ねる

新「…やっぱり幽霊ですか?」

新八の問いに面倒くさそうに鼻をほじりながら銀時は答える

銀「あ〜?俺ァなァ幽霊なんて非科学的なモンは断固信じねェ。ムー大陸はあると信じてるがな」

神楽の頭に鼻くそをなしりつけた銀時が席をたとうと立ち上がる

銀「アホらし、付き合いきれねーや。オイてめーら帰るぞ」
新「銀さん…」


「なんですか?コレ?」

銀時の右手には神楽、左手には新八の手が繋がれていた

銀「なんだってコラ、てめーらが恐いだろーと思って気ィつかってやってんだろーが」

銀時はそう言うが、顔は冷や汗をかき手は汗でベトベトである。

すると沖田は急に大声で
沖「あっ赤い着物の女!」

ガシャーン!!

銀時が襖に頭から突っ込んだ

新「…何やってんすか銀さん?」

銀「いやあのムー大陸の入口が…」

茜「まったく最近の奴らは…幽霊ごときでこんなに怯えるのか。可愛いもんだな。なぁ?ひじかt…


壺に頭を突っ込み足をバタバタさせている土方が居た

沖「土方さん、何をやってるんですかィ?」

土「いやあのマヨネーズ王国の入口が…」

沖・新・神・茜「…………。」

銀「ちげーよ!別に怖くねーし?何なんだよそのさげずんだ目はァァ!!」

銀時達をさげずむような目で見ていた神楽はふと二人のちょうど真ん中を凝視する

銀「なんだよオイ…驚かそうたってムダだぜ同じ手は食うかよ」

神楽達と同じように茜までぽかんと口を開けている

「ぎゃあああああああああ!!」

。→←。



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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月19日 11時

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