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「だって北斗は一生私と一緒にいるつもりなんでしょ？
なら、必死で私のご機嫌取らないと。」
「Aのご機嫌をとらないと、どうなるわけ？」
「逃げちゃう。」
そう言った途端に笑い出す、そんな北斗の無防備な笑顔が好き。
滅多に他人には見せないけど、私の前では本当に可愛らしく笑うから。
薄暗がりの中、北斗の唇に再び指を乗せてみた。
途端に嫌そうに顔を背けようとするのが面白くて、逃げる北斗の唇をずっと指で追いかけ回していた。
そのうち、さすがに観念したのか、諦めたように私に自由に唇を触らせてくれたけど。
「触るだけな。」
って、不貞腐れた声で。
「Aの寝かしつけまでしなくちゃいけないわけ？俺。」
「先に背中を向けて寝ちゃう彼氏ってどう思う？
最低じゃない？」
「最低とは思わないけど…、まあ、感じ悪いよね。」
私に唇や頬や眉を指で触られ放題のくせに、北斗は生意気な言葉ばかり返してくる。
「北斗は今、最高に感じ悪いことをしてたんだよ、私に。
反省して。」
そのまま甘えるように、深めに抱きついたら、
北斗は自然に私の背中に腕を回してくる。
なんだか…、こういうスキンシップも慣れて来たよね、私達。
今まで私達の間には、変な遠慮がかあったから。
心の距離は近いけど、体の距離は遠かったよね？
体を繋げちゃった後は、私達の関係性ってどうなっちゃうんだろう。
「毎週末、こんな風に過ごしたいんだけど。
北斗と。」
そんな提案をしてあげてるのに、北斗は何も答えてはくれない。
早く寝ろと言わんばかりに、私の背中をやんわりと撫でてるだけ。
「…嫌ならいいけど。」
拗ねたようにそう言い残して、私は瞼を閉じた。
嫌ならいいけど。
だってこの週末は本当に楽しかったから。
毎週、こんな風に北斗と過ごせたら幸せだなって思っただけじゃん。
聞いてないふりをする北斗は、狡くて本当に感じが悪い。
瞼を閉じたら、どんどん腹が立ってきたから、
背中に回された腕を振りほどいて、そのまま北斗に背中を向けてやった。
感じ悪いことをする北斗には、感じ悪い返しをしてやるから。
さすがに反省したのか、背中に北斗の体温がゆっくり押し当てられて、
北斗の腕がお腹の辺りに回ってきた。
「いいけど。
毎週、こんな寸止めみたいなこと繰り返すわけ？
俺的にはちょっと厳しいんだけど。」
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わかめ(プロフ) - き之いさん» コメントありがとうございます。はい、キスマイで書いてます(/ω＼)書き方そっくりでしたかｗｗキスマイの方からもこちらに行けるようにしてるんで、とっくにバレてると思ってました。こちらも向こうも、どうぞよろしくお願いしますm(__)m (2019年4月28日 22時) (
レス) id: 9f29bca2de (このIDを非表示/違反報告)
き之い(プロフ) - もしかしてなのですが別垢でキスマイのお話書かれていますか？書き方がそっくりでずっと引っかかってました！私もキスマイとストの掛け持ちなので嬉しいです(^^) (2019年4月28日 21時) (レス) id: 94026d8f4b (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - ふまほくさん» そう言っていただけて嬉しいです。かなり更新遅めですが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年4月28日 10時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 雄也Loveさん» コメントありがとうございますm(_ _)m更新遅めのため、のんびりお付き合いいただければうれしいです！ (2019年4月28日 10時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
ふまほく - こんなに更新が待ち遠しいお話は、初めてです！ これからも頑張ってください！ (2019年2月3日 17時) (レス) id: 6cf9c86b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめん x他1人 | 作成日時：2017年12月12日 23時
