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「でもまあ…、こうして寝てたら俺、圧死しちゃうかもしれないけど。」
くすっと笑って、ようやく元の位置に降ろしてくれた。
ほんとはね、私も北斗の上は居心地がよかったよ。
体のどこかが北斗に触れている状態は、バカみたいに安心できて、バカみたいに切なくなる。
「北斗は私のこと、女の子として見てる？」
唐突にそんなことを聞けば、北斗はすぐに反応してきた。
「どういう意味？」
「私のこと、ちゃんと恋愛相手として好き？」
そう聞けば、
「何？俺そんなにAに不安な思いをさせてる？」
そんな、珍しく心配げな声が返ってくる。
「私のこと、好き？」
「好き。」
いとも簡単にそう答えた北斗は、何故か同じことを質問返ししてくる。
「Aは？
俺のこと好き？」
「好きだよ。」
「どれくらい？」
「うーん…、北斗がいなかったら生きていけないくらい。」
「知ってる。
Aは俺が面倒見てやらないと、ダメ人間になっちゃいそうだし。」
…それ、どういう意味？
まるで私は、北斗に生かさせれてるかのように聞こえるけど。
「だって俺が片付けないと、この部屋はゴミ屋敷になるだろうだし。
自炊しないから栄養も偏って、病気になるかブクブクに太っちゃうんじゃない？」
失礼な！
北斗の中の私って、そんなイメージ？
私的にはきちんと１人暮らしを遂行しているつもりでいたのに。
それに、すっかり話を逸らされてるっぽいのも気に入らない。
「もう一回聞くね。
北斗は私のことが好きなんだよね？」
「うん。」
「どんな風に好き？」
「…どんな風？」
「そう。
守ってあげたいとか。
ぎゅーっとしたいとか。
そういうの？」
なのに北斗は黙り込んでしまうから、暗い部屋の中はしばらく沈黙が続く。
「Aに対しては…、全部の感情がある。
守ってあげたいし、ぎゅーってしたいし、面倒見たいし、触りたいし。」
最後の「触りたい」っていう言葉を聞いて、私の胸は一気に苦しくなった。
なんだ…、北斗も私のことを触りたいって思ってたんじゃん。
「北斗は、私に触りたいの？」
そう聞けば、
「触りたいよ。」
すぐに答えが返ってきた。
「どんな風に？」
「どんな風にって…。
何で今日はそんな難しいことばっか聞くわけ？」
北斗の方へ向き直って、ぎゅーっとその腕に抱きついてみた。
「こういうのは？
好き？」
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わかめ(プロフ) - き之いさん» コメントありがとうございます。はい、キスマイで書いてます(/ω＼)書き方そっくりでしたかｗｗキスマイの方からもこちらに行けるようにしてるんで、とっくにバレてると思ってました。こちらも向こうも、どうぞよろしくお願いしますm(__)m (2019年4月28日 22時) (
レス) id: 9f29bca2de (このIDを非表示/違反報告)
き之い(プロフ) - もしかしてなのですが別垢でキスマイのお話書かれていますか？書き方がそっくりでずっと引っかかってました！私もキスマイとストの掛け持ちなので嬉しいです(^^) (2019年4月28日 21時) (レス) id: 94026d8f4b (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - ふまほくさん» そう言っていただけて嬉しいです。かなり更新遅めですが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年4月28日 10時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 雄也Loveさん» コメントありがとうございますm(_ _)m更新遅めのため、のんびりお付き合いいただければうれしいです！ (2019年4月28日 10時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
ふまほく - こんなに更新が待ち遠しいお話は、初めてです！ これからも頑張ってください！ (2019年2月3日 17時) (レス) id: 6cf9c86b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめん x他1人 | 作成日時：2017年12月12日 23時
