[忍たま] 室町の暗殺者 2

月光鬼　37 ページ11

(ゲッ！？ 寄りによってコイツかよ！！)





貴[あっりっ利吉さん！！ お久しぶりですね！助けていただいてありがとうございます！]





利[うん、久しぶりだね。よかった…怪我もないみたいだし、ゴメンね…急に抱き寄せてしまって…ビックリしただろう？]




貴[いえ、とんでもないです！！助けてくれたのが利吉さんでなんか安心しちゃいました！]





ユキ[(人１)先輩〜！]




トモミ[大丈夫でしたかーー！？]



シゲ[あっ！利吉さん、お久しぶりでしゅ〜！！]





利[やあ、君達も一緒だったんだね。]





貴[ええ、四人で新しく出来た甘味処に行く途中だったんですけど…ゴメンね、三人とも……。]





ユキ[いえ、先輩が謝ることないですよ、ごめんなさい、私たち何も出来なくて………。]





シゲ[くのたまなのに、情けないでしゅ………。]




貴[ううん、気にしないよ！あんな男の人たち誰だって怖いもん。]




利[ま、無事で何よりさ、新しく出来た甘味処に行くならよかったら一緒に行かないかい？ 私もそこに行こうと思っていてね。]





トモミ[利吉さん、甘いもの好きなんですか？]





利[まあ割とね！]





貴[へえーなんか以外ですね！ じゃあ一緒に行きましょうよ！助けて頂いたお礼になにか奢ります。]






利[いや、お礼なんて………]





貴[私がしたいんです！借りを作ったままにしたくありませんし…。]





利[じゃあお言葉に甘えて………。]









それからは何事もなく無事に甘味処へ着き、お茶やお菓子を堪能した、






トモミ[は〜おいしかった！]





ユキ[また来たいですね！(人１)先輩！]






貴[うん！また絶対に来ようね！]





利[なんかすまないね…奢ってもらってしまって…。]





貴[もう、利吉さんそればっかですね！私がお礼したかったんです！ どうせならなにかほかに言うことあるでしょう！？]





利[急に態度変わったね…、フフ…ご馳走様。]




貴[はい！]




シゲ[ああ！そういえば今日提出期限の宿題まだ終わってなかったでしゅ！！]






ユキ、トモミ[[ああっ私もやってないっ！！]]







外はもう日が暮れかけている時間帯だ。








貴[なら急いで帰らないと！！まだ間に合うよ！ 私、利吉さんともう少しお話して帰るから早く行きな！]






ユキ[えッけど先輩一人じゃ…]




利[大丈夫、私が責任を持って彼女を学園に送るよ。]






トモミ[すいません先輩、利吉さん！ 失礼します！！]









そういってくのたま達は慌ただしく帰っていった。

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