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目の前には、大きくて綺麗な外装のビル。
MG「ここが彼らの事務所だね」
私とマネージャーは韓国に着いたあと、空港からタクシーに乗ってここまで案内してもらった。
立派な建物に圧倒され、身体が固まるし声も小さくなる。
『 “ big hit ”？』
MG「ここで合ってるね。あとはよろしく」
「日本語と英語しか話せないから」と言って、私の肩をポンと叩くマネージャー。韓国語をしっかり話すのなんて何年ぶりだろう。上手く話せるか分からない不安と、謎のオーラを放つ事務所に対する緊張感に少し震えながらも、建物の中へ足を踏み入れた。
マネージャーと共に中に入ると、関係者と思われる女性が私に目を向ける。
「どちら様でしょうか？」
「日本で女優として活動しているAです」
「はい」
「今日は社長さんの知人の紹介でここに来たのですが、」
どのようにして説明しようかと考えていたとき、奥から1人の男性が現れた。私の姿を見るなり、笑顔でこちらに近づいてくる。
「もしかして、君がAさん？」
「あ、はい！日本で芸能活動をしているAです。そしてこちらが私の専属マネージャーです」
きっとこの男性が、事務所の社長なのだろう。私とマネージャーは慌てて頭を下げた。
「顔を上げて。話は聞いているよ」
「無理なお願いをしてしまって申し訳ありません」
「いいんだ。あいつには世話になったし、信用してるからね」
「ありがとうございます」
私は再び頭を下げた。
話し方だけで、とても優しい方だと伝わってくる。さきほどまでの不安は私の心から自然と無くなっていた。
私が顔を上げると、優しい笑顔を向けてくれた。
「じゃあ行こうか。着いてきてね」
「お願いします」
私たちは、前を行く社長さんの後に着いていくこととなった。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
