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楽屋に入ると、向かい合わせになるようソファに座った。急かすように私のことをじっと見つめるマネージャー。
私は一息吐いてから、彼女の目を見つめ返した。そしてゆっくりと口を開く。
『…私が中学1年生まで韓国に住んでいたことは知ってるでしょ？』
MG「うん、知ってる」
私の言葉に、マネージャーは大きく頷く。
私が韓国出身だということは芸能界でも当然のように知られているから、若者に関するテレビ番組に呼ばれることがとても多い。最近の韓国人気は爆発的みたいだし。
『当時仲の良かった男の子がいたんだけど、』
MG「え、もしかして、」
『うん。その男の子の名前はチョンジョングク。顔も当時の面影があるの』
ジョングクとは幼少期から仲が良く、付き合っているのかと勘違いされるほどだった。それなのに連絡先を交換しないまま離れてしまったため、今の彼がどうなっているかなんて全く分からない。
『しかも、将来アイドルになるとか言ってたんだよね』
MG「ほんとに！？それなら辻褄が合うよ！」
なぜか自分のことのように喜ぶマネージャー。私の知っているジョングクという確証はないけれど、不思議と同一人物な気がしてならなかった。
すると突然、マネージャーは何か思いついたように前のめりで私に身体を近づけてきた。
MG「彼に会ってくるのはどう？！」
『…え？』
MG「心配しなくて大丈夫。オフのときに行ったらいいよ」
この人は何を言ってるの？そんな真剣に言われても困るんだけど。いつも爆弾発言をしてくるからその度に戸惑う。
ジョングク本人だと断言できるわけではないし、そもそも彼らは世界的なアイドルグループだ。規模が違う。私が簡単に会いに行けるような人達ではない。
否定しようとするが、マネージャーは話す隙を与えてくれなかった。
MG「スケジュール確認しとくから！ね？」
『え、ねえ、』
MG「あ、もうこんな時間！」
何も言えずにいる私のことなんて一切気にせず、時計を見ながら次の仕事の詳細を私に伝える。このまま仕事に行ったところで、絶対集中できないんだけど。
MG「早く次の仕事行くよ！」
『…はいはい』
本当にこの人大丈夫？
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
