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「なんで…」
JK「えへへ」
ジョングクが私の隣でニヤニヤしているのが、マスクを付けていても丸分かりだ。
そう、あの後。ジョングクは数分後に私たちの元に戻ってきた。
JK「聞いてきたよ！」
笑顔で言う彼の様子と声のトーンで、私はこのあとの結末を確信した。
JK「ばれないようにするならいいよ、だってさ！」
NJ「よ、よかったね！ジョングガ！」
YG「許してもらえたんだな」
JK「はい！すごく嬉しいです！」
そう言ったジョングクは、目尻をクシャッとさせた笑顔のまま私の方を向いた。事務所はどうしてこんな簡単に受け入れてしまったのだろうか。少しは否定的だと思っていたのに。
私は何も言えず、固まるしかなかった。
JM「Aさん、頑張ってね」
「ジミンさん…」
JK「今から準備する！Aも立って！早く行くよ！」
─── ということがあって、今に至るのだ。
ご機嫌で鼻歌を歌っているジョングクを横目で見る。
「それ、本当に大丈夫なの？」
JK「え？」
ジョングクは黒のコートに身を包んでおり、顔には白マスク、そしてキャップを被っている。派手な髪色ではなかったのは良かったけど。
一般の男性の格好なのかもしれないが、隠しきれていないオーラがあって。アイドルだから仕方ないかもしれないけど、分かる人には分かるよ、これ。
「ばれそうで怖いよ」
私もマスクをして、茶色のコートを着ている。
Aの不安なんて知らないよとでも言うように、ジョングクは変わらず笑顔だ。
JK「そんなに心配しなくても大丈夫だって！」
「あなたは心配してなさすぎ」
JK「そうかな？僕はAと楽しめたらそれでいい」
「あ、そう」
どうして彼はこんなにも笑顔でいられるのだろうか。ジョングクのことが不思議でたまらない。
JK「寒いね。…手繋ぐ？」
「ばか。繋ぐわけないでしょ」
こういうときに冗談はやめて。この人が本当に世界のアイドルなのか疑わしくなってきた。
私はため息をついてから、前を行くジョングクに着いていった。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
