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MG「楽しんできてね」
そう言い残して、事務所前に私を置いて笑顔で去っていったマネージャー。私は彼女に手を振ってからため息をついて、久々のbig hitを見上げた。ここには一度来たことがあるけれど、良い思い出なんてない。
「入るか…」
事務所に入るだけなのに覚悟が必要。私は大きく深呼吸をして、不審者並みに辺りを見渡しながら建物の中へと足を踏み入れる。
入ったところでどうすればいいの。スマホを取り出してテヒョンさんに連絡しようとしたとき、見覚えのある人が私の方に近づいてきた。
RM「Aさん？」
「あ、ナムジュンさん…」
RM「仕事お疲れさま」
そう優しく笑いかけてくださったナムジュンさんを見て、この人は絶対安心的存在だしリーダーにピッタリだな、と思った。しかしそれと同時に、ドアノブを壊したあの日のことが思い出されて。私の目の前にある優しい笑顔からは想像もできないくらいの事件だったよ。
RM「今日は会いに来てくれたんだよね。ありがとう」
「いえ、」
RM「ジョングガたちが待ってると思うから行こうか」
「あ、はい」
やっぱり彼の名前を聞くと足が動かなくなるぐらいの抵抗があったけれど、もうここまで来てしまったんだから行くしかない。
着いてきて、と言うナムジュンさんのあとに続いて私は足を進めた。
RM「この中に皆いるよ」
私が連れてこられたのは、以前来たときと同じ部屋。
RM「ここでいつも練習しているんだ」
ナムジュンさんがドアノブに手をかけた瞬間ヒヤヒヤしたが、壊れることないままゆっくりとドアが開く。
体を少し強ばらせながら部屋に入ると、皆が一斉にこちらに視線を向けた。こういうときってどこを見ればいいのかいつも迷ってしまう。
JK「A！」
聞き慣れた声が聞こえたと思えば、あっという間にジョングクが私の前に来ていた。私の手をさりげなくぎゅっと握って、可愛い笑顔を向けてくる彼。
JK「来てくれたんだ！僕のために！」
「最後の言葉は間違いかな」
JK「なんで！今日は一緒に過ごそう！」
キラキラとしたジョングクの目が、私を見つめてくる。
今日はどうなってしまうのだろうか、と不安に感じて、私は苦笑するしかなかった。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
