35 TH ページ35
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TH「連絡先を交換した理由は、」
ジョングガに伝えようとしても、なぜか喉の奥で言葉が詰まってしまう。
Aと連絡先を交換したのには特に理由もなく、ただ交換したいなって思っただけ。僕が勝手にやったようなもんだけど。
JK「そんなに言えない理由でも？」
TH「そういうわけじゃなくて、」
JK「言ってくださいよ。怒りませんから」
今のジョングガのその言葉はとても信用できない。怒ってないですから、と言って僕に笑顔を向けるジョングガだけど、悪いがお世辞にも可愛いとは言えないよ。
TH「…交換したいなって思ったから」
JK「へえ、」
TH「ほんとだよ！？」
JK「それで僕とAを引き離そうってことですか」
この子の想像力怖すぎるでしょ。引き離そうって思った時点で僕の命がないのは覚悟せずともわかることだし、ヒョンとして応援することをしっかり決意したんだから。
TH「そんなこと思ってないよ！」
僕が必死に訴えるけど、ジョングガは納得のいかなさそうな表情。
すると、事の発端であるユンギヒョンが僕の様子を横目で確認してから、笑いながらジョングガに声をかけた。
YG「ジョングガ。そろそろテヒョンアが死ぬぞ」
JK「…わかりましたよ。許しますよ、今回は」
どこか気に食わないけど、ユンギヒョンのおかげで助かったのは事実だから僕は軽く頭を下げた。
ジョングガはというと、さっきよりも僕から距離をとってはっきりとした声で話を続ける。
JK「僕はヒョンを信じます。変なこと考えていないって」
TH「信じて！全く考えてないから！」
JK「はい。だからお願いがあります」
TH「な、なに？」
事が収まったあとでも、まだジョングガにびびってしまう自分がいる。そんな僕を見てジョングガは面白そうに、ふっと笑った。
JK「カトクでAに聞いてください」
TH「え？」
JK「明日会えるかってこと」
そのくらい聞けますよね？と言っているような雰囲気のジョングガに、僕は必死に頷いた。僕の反応を確認したジョングガは、いつも通りの可愛い笑顔で満足そうに僕を見つめた。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
