34 TH ページ34
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僕の目に映っているジョングガの笑顔は、殺気に満ち溢れているようにしか見えない。いつもなら可愛いと思う笑顔が、今は僕を怯えさせるものに変わっている。
TH「ジョングガ、…怒ってないよね？」
JK「怒ってませんよ？」
絶対怒ってるでしょ、その顔は。
この状況から逃れるにはどうするべきなんだ、と目を泳がせていると、ジョングガが僕のことをじっと見てから深いため息をついた。弟が心底怖いんだけど。
JK「なんで言ってくれなかったんですか」
TH「あーそれは、」
確かにあのとき言っても良かったんだけど、結構良い雰囲気になっていた中そんなこと言ったら修羅場になるって大体予想出来たから。そしてそのまま、伝えることをうっかり忘れていた。
この状況を作った張本人であるユンギヒョンは笑いを堪えているし、他のヒョンたちは呆れたように苦笑。誰しもがジョングガには敵わないってわかっている。
JK「ヒョン酷いです。応援するって言ったの誰ですか」
TH「ごめんって」
JK「もしかして好きなんですか？Aのこと」
TH「恋愛感情はないよ」
JK「テヒョンイヒョンって、いかにも嘘ついている風に見えるんですよ」
今こいつに、さらっと酷いこと言われたんですけど。
僕かなり素直な方だと思うけどなあ、と冗談で言おうとしても、目の前にある表情を見たら何も言えないよね。
するとジニヒョンが、この場の空気に合わないような明るい声を上げる。
JN「あー、それたまに思う！」
TH「ジニヒョンは黙ってください」
JN「ご、ごめんな」
僕はうるさいジニヒョンを黙らせてから、ジョングガに視線を戻した。
JK「なんですか」
TH「ジョングガ、これだけは誤解しないで。Aに対しての恋愛感情はないから」
JK「そうですか？信じてもいいんですか？」
僕はジョングガの言葉に必死に頷いた。こんな誤解されたらこいつに何されるか分からないし、当分は怯えながら過ごすことになってしまう。不仲説なんて出たら面倒だ。
JK「…それは信じますよ。連絡先を交換したのはどうして？」
まだそれがあるんだった、と僕は唖然とした。先程から僕の表情を見て笑っているユンギヒョンのことは本気で恨みたい。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
