11 ページ11
.
JM「えっと、どういう繋がり？」
髪をピンク色に染めている可愛らしい子が、私とジョングクを交互に見ながら焦っていた。その姿が可愛くて微笑ましくて。成人超えの男性でもこれほどまでに可愛い人がいるんだな、と驚く。
とにかく事情を説明しようと、私は口を開いた。
「私たちは、」
すると、青髪の人が興味津々な様子で私の言葉を遮ってきた。あまりの勢いに、思わず後ろに退いてしまう私。
「もしかして秘密の関係！？」
「え、」
「ジョングガ！ヒョンたち聞いてないぞ！」
「僕たちの知らないところで…」
私が関係性を説明しようと思ったのに、お前の声なんて聞こえないとでも言うようにハイテンションで盛り上がっている彼ら。人の話は聞かないタイプの男たちなの？
この状況をどうしようか困っていると、ジョングクが大きくため息をついてから肩幅が広い人をバシッと叩いた。
JK「ヒョン！違います！A困ってる！」
「え、そうなの？」
「私たちはただの幼馴染みです」
私の言葉を聞いた彼らは、さっきまでのテンションが嘘かのように落ち着いた。
ジョングクが私のことをちらっと見て、ヒョンたちがごめんね、と可愛らしく笑った。
「なんだあ。それなら先に言ってよー」
「明らかにヒョンが勝手に盛り上がってただけですよ」
「そうだっけ？」
この方、出会って早々インパクトが強すぎるんだけど。すぐ誤解が解けたことに安心して小さく息を吐くと、しっかりしてそうな方が私の方を見て微笑んだ。
NJ「僕たちの自己紹介がまだだったね。リーダーのナムジュンです」
ナムジュンさんに続いて、他の方もそれぞれ自己紹介を行う。
JN「長男！ワールドワイドハンサム！キムソクジン！」
YG「ユンギです。よろしく」
HS「ホソクです」
JM「ジミンです。よろしくね」
TH「キムテヒョンです！よろしく！」
皆本当に元気で明るくて、そのパワーに圧倒される。このグループは個性的すぎる。初めて会ってから数分しか経っていないけれど、彼らのキャラクターは充分に伝わってきた。
あっという間に仲良くなれそう。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1423人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
